つれづれなるままに

2001年1月19日
受験シーズン、である。
受験生と高3担任、その他受験に関わるすべてのひとの気苦労は、並大抵のものではあるまい。
お察しします。
みんな頑張れ。

私は高2スタッフで、現在は受験指導に直接関わりを持たないのだけれど、ここにも何度か書いたとおり、12月までは高3の授業を持っていた。
週3時間の古典。
今でこそ苦労話だけど、やってる最中はもうホントに毎日夜鍋仕事だったんよ。
「教材はクラスの理解度に応じて担当者が自分で作れ」
とのお達しがあったから、さらにね。
クラスの理解度を把握するのにどれだけかかると思ってるんだよ!!
一度や二度の授業じゃ無理なんだっつーの!!
そんでレベルにあわせた教材探しってのがまた時間がかかるんだわ。
例えば、助動詞「なり」の判別を教えよう、と思うでしょ。
そしたら、「日本古典文学全集」とかをひっくり返して、「なり」がいっぱい出てくる文章を探すのね(そう簡単に見つかるもんじゃないんだけどもさ)。
それをパソコンで打ち直して、印刷して、そこからようやく授業の組み立て。
これが週3回!2日に1回だよ!!
入試業務もあったし、ホントに毎日毎日追い立てられてた。
まあ、勉強不足によるキャパシティの少なさというのが一番の原因だけど、私のあまりの余裕の無さに
「朝倉は今年でウチの職場を辞める」
という噂がたったくらいよ。
そんで校長がN先生に
「朝倉さんが辞めるって本当?」
ってこっそり尋ねたらしい(N先生情報/笑)。

でも、あれだけ猛烈に勉強した分、古典に少し自信がついたのも本当。
来年度どうなるか判らないけど、もしもう一度同じ授業を持てるなら、もうちょっとまともな授業になるかなあ。

そして今言えるのは、確実にあの苦労は報われた、ということ。
あれだけ忙しい日々だったから、その分神様が楽させてくれたのかもしれない。
高3の授業がなくなった今、私は暇で暇で仕方がない毎日を送っているのである。
なんたって持ちゴマが週14時間。
ウチは6日制なので、単純に割り算をすると、その日にやるべき授業というのが2or3時間だけということになる。
もっと言うと、毎日3,4時間は空き時間としてふらふら出来ちゃうということだ。
まあ、実際のところは、HR・授業準備・校務・部活等、次から次へと仕事がやってくる。
でも、これだけ空き時間があれば、結構消化できちゃうのね。

…ってことで、今日の日記は教員室の片隅のPCからアップいたしました。
早いとこ生徒を追い出して、帰って一杯やろうと思いまあす。

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