実力試験1日目。

2001年1月30日
ただいま午前11時半でございます。
9時からほんのちょっと試験監督をしたんだけど、今日はこの後ひとつも監督が入っていない。
マークシートの試験だから採点は全部機械がやってくれるし、なんだか手持ち無沙汰。
今日は夜に大学時代の友達と飲む約束をしているので、さっさと退勤しようと思っていたら、こんな日に限って日直がまわってきちゃってがっくり。

暇だから「日直」についてちょっと語ろうっと(笑)。
教員の「日直」ってどんなのか、というと、退勤時間より2時間ばかり遅くまで残って電話番して、あとは校内を消灯・施錠して回る、という業務。
何がイヤって、この見回りよ!!
ひとつひとつの教室を消灯して施錠して、っていうのは、確かにものすごくめんどくさい。
でも、この手間がイヤなんじゃないのよ。
ひとつのフロアのチェックを終えて、真っ暗闇の中を移動しているこの瞬間。
…そう、めちゃくちゃ怖いのよううううううう!!

教室棟はまだマシ。
まだ人が残っている場合もあるしね。
ホントに恐ろしいのは、老朽化した特別教室棟。
闇の中に、私の足音がカツーン、カツーン、と響く。
窓から吹き込む隙間風が、悲鳴のような細く鋭い音をたてる。
最後に見回るのは地下にある生物室。
生物室の前には、意味もなく小さな鏡が置かれていて、消灯する為には必ずそこを横切らなくてはならない。
鏡に映る自分と目をあわせないように、急いで電気のスイッチに手を伸ばし、いつも逃げるようにして教員室に戻る。

よくある「学校の怪談」って話、信じてはいないけれど、でも実際にあってもおかしくはないような気はする。
夜の学校って、ホントに怖いのよ。

…って、何故自分を恐がらせるようなことを延々語るかな私(笑)。

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