終わり良ければすべて良し。

今日は部活に行かなくても良い日だったので、大学時代からの友人Kと1日遊んだ。

石川町で待ち合わせて、まず中華街で腹ごしらえ。
エビ蒸し餃子、小龍包、豚肉と野菜のピリ辛炒め、五目焼きそばでおなかいっぱい。
そしてこの寒空の下、杏仁ソフトクリーム（激ウマ。寒かったけど）を食べつつ関内方面に向かう。

途中、横断歩道前で信号待ちをしていたところ、後ろからいきなりお尻の辺りをつんつんとつつかれた。
びっくりして振り向くと、見知らぬおじさんが私のハンドバッグを指さしている。
「お姉ちゃん、チャック開いてるよ」
とっさにお礼を言い、肘のあたりにひっかけていたバッグをすぐ確認したのだが、きちんと閉まっていて荷物も収まっている。
なんなんだ、と横に居た友人Kと顔を見合わせ、再びソフトクリームを食べ始めたところ、そのおっさんがさっきの倍くらいのトーンで
「開いてるんだってば！」
と怒鳴り、そして私の腕と腹の間にぐいぐい手をねじこんで、私の身体側にあるバッグのポケット（定期券等を入れるところ）に指をつっこんできた。
なにすんだよ気味わりいなこの親父は、と私はひったくるようにしてバッグを反対側に持ち替えた。
すぐ信号が青になり、私とKはそそくさと歩き出した。
するとその時、さっきの親父の奥さんらしき人（その後もずっとしゃべってたから多分そうでしょね）が、聞こえよがしにこう言った。
「まったく最近の女の子は、せっかく注意してやっても直しもしないんだから」

…さすがにブチ切れそうになったね。

確かに親父の指が入るくらいは開いてたかもしれないけど、さっきあんたの旦那が私に何したよ。
お尻触るわ脇腹触るわ、そんで挙げ句の果てにどさくさに紛れて私の定期入れをつまみ出そうとしただろが。
あんたそれ見てて恥ずかしくなかったのかよ。
善意の名を語った痴漢もしくは泥棒行為を有り難く感じるほど、あたしは人がよく出来てないんだよ。

…と怒鳴りたい気持ちでいっぱいだったんだけど、ここはひとつオトナになって、と深呼吸深呼吸。
後ろでまだごちゃごちゃ言ってる親父とおばはんを置いて、さっさとその場を離れた。
つきあってらんねえんだよ。

腹立ちをソフトクリームで抑えつつ、なおも歩き続けると、横浜スタジアムの前がなんだか凄い人だかり。
横浜国際女子駅伝のゴール地点だったうえに、丁度1位のランナーが入ってくる直前だったのね。
とりあえずゲート付近に陣取り、読売新聞の旗をふりながら1位のロシア（超早）・2位の日本（へろってた）ランナーを応援したところで満足し、ふらふら歩いて関内アカデミーへ。
今日観たのは「リトル・ダンサー」。
んもーすんごく良かった！！お薦め！！
あったかい気持ちになれる映画。
ようやく機嫌も直った（笑）。

その後、ユニクロでサングラス（980）を買い、コーヒーを飲み、19時過ぎに帰宅。

Kともいっぱいおしゃべりできたし、美味しいものをいっぱい食べられたし、素敵な映画だったし、いい休日だった（あの親父＆おばはんにはもう二度と会いたくないけどね）。


【本日の酒量】
　昼→生中1杯　　夜→ウィスキー（ロック）1杯

【本日の「笑う犬の冒険」】
とにかく笑えた。満足。
でも、純粋なコント番組を目指していると公言している以上、写真をどうこうするコーナーは要らないような気がしまあす。
だってアレ、EEJUMPの出番を無理矢理作っているとしか思えないぞー（EEJUMP自体は可愛くて好きよん）。