学園祭2日目。

2001年9月16日
昨夜から胃腸の具合が極めて悪い。
食べたら吐く。下す。
薔薇貴族のライブに行けなかったことがそんなにショックだったんか私。

でも今日も警備と営業があるので、割り当てられた時間ギリギリに出勤。
ボスN先生に挨拶。

  私「すみません、遅くなりました」
N先生「なんだお前!顔が変だぞ!!」

正しくは「顔色が変」。
顔が変なのは生まれつきです。ほっとけよ。


胃は痛いし気持ち悪いし不愉快な連中は多いし、我慢も限界。
一日中「早く帰らせろ」って思い続けていた。
ようやく閉場時間が来て、生徒達が後夜祭で盛り上がっている隙に、我々教員は行事後の名物「立ち番」の為に、こっそり移動を開始。
近くの繁華街やら駅前やら海岸やら、生徒が「打ち上げ」と称して夜遊びしそうな場所に先回りし、早く帰らせるのが目的。
私は数名の先生達とともに、某駅改札前に張り込む。
生徒にも「はよ帰れ、見回りするぞ」と伝えてあるのに、おまぬけな連中がぞろぞろ登場。

「はいちょっと待って。定期見せて。
 あれ、君の最寄り駅ここじゃないね、なんで降りるの?
 え?トイレ?改札抜ける前にあるでしょ。ほらそこ。
 はい、ごちゃごちゃ言ってないでUターン。
 シャツ入れて素直に帰ること」

こんなことを約3時間くりかえす。
中継地点の学校と連絡をとり、どの場所からも生徒が居なくなったのを確認して、ようやく本日のお仕事終了。

そして調子の良いことに、教員達はそのまま打ち上げに流れていくわけだ(笑)。

「胃が悪いって?お前だったら飲めば治る!来い!!」

そんな先輩教員の魔手を振り切った自分の意志の強さに拍手。
ビール飲みたかったなあ。くすん。

帰って熱を測ったら39℃。
嫌な汗かいてるなあと思ってたら、結構病気じゃん私!!

でも「犬」のビデオだけは観た。
「甲州街道2001」に涙。
健ちゃんはこのコントにどういう気持ちで取り組んでるんだろう。
お笑いから離れたところで人気が出てしまったり、大好きな相方が違う相手を連れてきたり、昔のネタのオチを
「こうすればもっと面白くなるかも」
と独り暖め続けていたり。
出てくるエピソードすべてが、せつなくてたまらない。

それとは別の次元で、このコントの健ちゃん演ずる沖田総司にクラリときたのもまた事実。
か…かっこええ…。


こんなふうに、幸せな気持ちでベッドに入ることが出来れば「いい一日だった」と思えるお気楽な自分が愛しい。



>おおかみさん、りべさん
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