高2と中2の答案が一気に手元に集まって、もう見ただけでうんざりしてしまったので、
「止めだ止め!採点は明日!!」
と叫んで退勤。
そしてすぐさま美容院へ駆け込む。
この状態で今週末の卒業式に出る訳にはいかない。
だって傷みすぎて殆どオレンジ色なんだもん…。
自己反省の意味もこめて、潔く真っ黒にしてきた。

…で、美容院に居る間、普段なら雑誌をめくったり美容師さんとおしゃべりしたりして時間を潰すのだが、今日はお釜をかぶりながら脇目もふらず「ダレン・シャン」に読みふけった。

この「ダレン・シャン」、本屋に行くと大抵ハリポタの隣りに積んであるけど、内容的にはハリポタの対極に位置すると思う。
大雑把に言えば「勧善懲悪」のハリポタに対し、「ダレン・シャン」はそのへんの線引きを子供達に問いかけるから。
でもその結果として、事態は最悪の方向に向かうのね。
誰かが命を落とし、自分達は親しい人達に別れを告げて次の地へ、ということを繰り返してゆくうちに、主人公はいつのまにか「死」「別離」に順応してゆくの。
そんなふうに、世界観は嫌になるくらいネガティブなんだけど、登場人物達はとても明るくて、その辺のギャップがとても魅力的だなあと思う。

どうやら映画化されるらしいけど、いくらエブラ君が蛇少年だからといって、ガララニョロロみたいにされたら泣きます。

乙女の夢を崩さないでー(泣)

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