今日から前期中間試験が始まった。
今年度の受け持ちは中1だけなので、去年までと比べると、精神的に大分楽になった。

中1文法の試験範囲は「文節・単語・文の成分」。
段落の数とか言葉の切れ目とか修飾語の指摘とか、作問していて面白味を感じさせる要素がひとつも無い。
そこで、例文をハリポタと指輪物語から引用しまくってみた。
ハリーとロンがお菓子をほおばったり、野原に寝転んだ指輪の仲間達がピピンのおしゃべりに耳を傾けたり、なんとなくほのぼの風味の問題が出来上がった。


そして試験終了後、ウチのクラスのHがこう言った。

「先生って趣味で先生やってるでしょ」


違います。
仕事に趣味を持ち込んで自分を楽しませることが得意なだけです。

でも「伊達と酔狂」という言葉がさっと頭をよぎったのは、この間観た「銀河英雄伝説」の影響に違いない。

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