偽主婦の愚痴。

2002年11月20日
先週の土曜から母が実家に帰っている。
叔父が階段から落ちて腰の骨を折り、祖父母と叔母だけではどうにもならなくなったのだ。
そういった事情なので、母がこちらに戻ってくる日も定かではない。
恐縮する母に「なんとかなるから心配するな」と言って、熊本へ送り出した。


こんな時は、協力し合って生活のリズムを作るのがあるべき「家族」の姿なのだと思う。


しかし。
我が家の男ども(父・弟)はホントにどうしようもないナマケモノなのだ。
弟は、いくら注意しても靴下をドーナツのように丸めた状態で脱ぐのを止めようとしないし、父は私よりも早く家にたどりついているにも関わらず、居間にどっかり座りこんでTVを観ながら私の帰宅をただ待ち続け、20時過ぎにようやく帰宅した私に向かって
「夕飯つくって」
とぬけぬけと言ってのけたほどだ。


本当の主婦の方々やお勤めをしているお母さん方にしてみれば、
「期間限定なのになにを甘いことを言っているんだ」
と思われることだろう。
祖父母や叔父叔母に何もしてあげられない分、我が家の生活をしっかりと回してゆかなければならないとも思う。

判っている。判っているのだ。

ただ、料理や掃除や洗濯があまり得意ではなく、おまけにとんでもない不精者である私には、仕事の合間や往復の電車の中で
「今夜のおかずは何にしよう」
「そういやアイロンかけがたまってたっけ」
等と考えなければならないのが、ひどく苦痛なのである。


洗濯物を干しながら
「我が家がお城で召し使いとかがたくさん居ればいいのになあ」
と冗談交じりでぼやいたところ、ウィスキー片手にCATVで「眼下の敵」を観ていた父が
「やんごとなき方々のところにでも嫁に行ったら?」
とのたまった。


父には近日中に洗濯機の使い方を覚えていただくことにする。

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