H先生（31・♀・数学）の結婚式に出席。

Hさんとは2年間入試広報で一緒だった。
印象的だったのは、Hさんが接待で初めて夜のお店に連れていかれた時、ものすごくショックを受けてほろほろと泣き出しちゃったこと。
いや、別に大したお店じゃなかったのよ。
でも、そういう反応をするHさんを見て私は
「ああHさんって純粋で可愛いなあ」
ってつくづく思った。
って後輩の私が言うのも変な話なんだが。


…で、今日椿山荘のチャペルの前で生徒達に囲まれていたHさんは、やっぱり泣いていた。
式の後、みんなで写真を撮った時も泣いてたし、披露宴で我々が暴露話した時も、ゲラゲラ笑いながら泣いていた。
ご両親への花束贈呈の時も泣いていたし、最後のご挨拶なんか旦那まで号泣。
でも、あったかくていい雰囲気の式（披露宴）だった。


そして椿山荘を出て、職場から招待されたメンバー6人で東京へ移動して飲み直す。


ところで、今まで入試広報委員を経験してきた女性はHさん、Kさん（33・国語）、私の3人である。
そしてボスN先生はこの3名を「入試広報3人娘」と呼んで非常に可愛がってくれている。
今日はその中の一人がようやく片付いたので、ボスは至極御機嫌だった。
御機嫌ついでに飲み代全額負担してくれた。


　私「あーもうお父さん大好きっ」
ボス「そんなこと言ってる暇があったらお前も早く嫁に行って俺を安心させろっ」


職場での「早く嫁に行け」という台詞はセクハラだ、なんて叩かれる世の中だけれど、むしろ私はそういうふうに言ってもらえることが嬉しい。


私は個人的に「教員は24時間営業」だと思ってるので（生徒対応って意味でね）、プライベートと仕事の間に意識的な線引きをするつもりはないし、今の職場で出会った人達とは、仕事だけではない素敵な繋がりがあると思う。
そういうのって幸せだなあと思うのよ。


そんなことを考えつつ、みんなで美味しいお酒を酌み交わした一日。