続・out of order連戦記。
2003年8月17日ホテルをチェックアウトし、表参道へ。
ワタナベエンターテインメントの公式グッズショップに行ったところ、店頭に立っていた店員さんになにやら見覚えが。
…約1年前、「力の限りゴーゴゴー!」の企画「ジュノンボーイ部」に出ていた今良太郎くんだった。
知ってるかなあ。
応募してきた当初はデブキャラだったんだけど、ものすごくダイエットして50キロ台まで痩せたという努力の人ね。
でも当然ジュノンボーイには予選落ちで、企画終了後はお台場CX内のゴーゴゴーショップでバイトしていたのは知っていた。
番組も終わりゴーショップも無くなってしまったので、普通に学生をやっているんだろうなあと思っていたら…まさかこんなところで出会うとは。
ちょっと面白かったので話しかけてみた。
私「あのー…今くん、ですよね?」
今「(ものすごくびびって)あ、はいっ(90度のお辞儀連発)」
私「前はお台場のゴーショップで働いてましたよね」
今「(おどおど)いろいろあって…ここで働かせてもらってます」
企画が終わって用無しになった素人さんをスタッフとして入社させるナベプロって…。
買い物の後は原宿方面へ。
十数年ぶりに竹下通りをぶらぶらと歩く。
「ヒサシブリ」と声をかけてくる見知らぬ外人さんを振り切って、RAG目当てで恥を忍んでアイドル写真館なんぞに潜り込んでみた。
いやー凄いね。濃いね。
あたりまえだけど写真でいっぱい。
お目当てのアイドルがフレームのプリクラなんかもあるのね。
どれもこれも雑誌をスキャンして焼き直したものやライブ会場で盗撮したものばかりなんだけど、これがまたグッとくる表情をおさえていて、サンプルを冷やかしながらしばし目の保養をさせていただきました。
でも世のお嬢さん方、いくら美味しくても非公式グッズは絶対に買っちゃいけませんぜ。
立派な違法行為だからね。
桜木町に戻ってout of order。
今回が年内最後の公演だなんて全然知らなかったよ…。
最後だからか、キャストも熱演。
演目は同じでもネタを大幅に変えてくるものが多かった。
特記すべきはビビる大木(以下ボンちゃん)「J.O.」。
最後の公演なのに完全な新ネタを持ってきたことに拍手。
ボンちゃんの芸人魂、しかと見届けました。
今日のお題は「ミスコン」。
「ミス豚」「ミス里帰り長崎」「ミス神様」「ミス将棋と太鼓」…
たとえ私が若くてものすごく綺麗だったとしても、こんなミスコンには出場する気になれません。
しかしどれもこれもホントに存在しているっていうんだから、世の中ってよくわからない。
選考委員会で
「ミス豚にふさわしい人は誰か」
とか言いながら真剣な話し合いが行われているのを想像するとなんだかおかしい。
ボンちゃんの目のつけどころって良いなあ。
それから昨日ちょっと不満だったメインコント「最後のアナウンス」。
今日はバカアイドル役の演者がいつものセイラちゃんに戻ったし、それでなくても気迫溢れるキャスト達の演技だったので、単純にゲラゲラ笑っていられた。
アカペラステージはRAG FAIR。
そして司会進行の土屋が、冒頭で加納さんの結婚を報告。
会場全体で「おめでとうーーー!!」と拍手。
勿論私も笑って拍手した。
加納さんは何も言わず、照れたように帽子に手を添え、軽く頭を下げた。
この寡黙さが男らしい。
惚れ直した。
昨日のINSPi同様、演目は先週の大阪公演どおりの「ゴッドファーザー〜愛の水中花」「波乗りジョニー」「のほほん」以上3曲。
この1週間で相当練習したと見えて、全体的にものすごく上手くなっていた。
「ゴッドファーザー」合間のコント(?)、土屋絶好調。
銃弾に倒れた加藤さんに「死ぬなーーー」と頬をバシバシ叩く。
この時の二人の顔の近さが尋常ではなく、またビンタの力も相当強かったと見えて、土屋の腕の中で死体となっている筈の加藤さんが思わず苦笑。
じわじわと近づいてくるスナイパー加納さんに向かって土屋が叫ぶ。
「もう死んでるんだ、撃つなああ!撃ったら奥さんの名前言っちゃうぞ!!」
早速ネタになってるよ…。
2曲目「波乗りジョニー」、「悪ノリ」と称して土屋にお尻を撫でられた後の加藤さんと健一がオーバーアクション。
そして加藤さんのビンタが前回よりもパワーアップ。
1曲目で散々叩かれてたから仕返しかな。
3曲目「のほほん」コーラス隊+リズム隊、お見事。
ライブ特有の乱れを一切感じさせない歌いっぷりで、まるでCDを聴いてるみたいだった。
リードの引地、ものすごい汗の量とちょっと苦しそうな歌声に、ちょっと心配になる。
体調が悪かったのかなあ。
キャスト全員がひとことずつ挨拶していくエンディング、これも楽しかった。
「ありがとう」「また来てね」のようなことを言うのが普通の流れなのだが、加納さんはいつもここでキレキャラを演じる。
かつての名言は、1月半ばの公演での
「いつまでも正月気分でいるんじゃない!!」
という客への恫喝。
今日は「夏休み」とかそういう系統で来るのかなあと思っていたら、
「出来ちゃった結婚じゃありませんっっっ!!」
これが加納さんの口から発せられた唯一の結婚報告(笑)
こういう味のあるそっけなさが好き。
また惚れ直した。
さて。
終演直後、最後のお見送りを受けに席を立ちながら、私は考えた。
「年内最後の公演」「来年もやる」みたいなことは言っていたが、もしかしたら今回限りで立ち消えになる可能性だってある。
キャストとのこんな至近距離を味わえるのも最後かもしれないのだ。
そこで、私はひとつの目標を立てた。
RAG FAIRの中での私の一番は荒井健一氏だ。
その健一と、ほんの少しだけコミュニケーションをとってみよう、というものである。
普段は「お疲れ様でした」と笑顔で頭を下げて歩くことにしているのだが、そんな余裕はなかったので申し訳ないけれども全てスルーさせてもらった。
「全身が心臓になる」という感覚を生まれて初めて味わった。
テンパりすぎてRAGメンの並び順さえ覚えていない。
っていうか健一以外見えてなかった。
こう書くと大変危ない人のように思われそうだが、事実なのでしょうがないのだ。
ドキドキしながら「健一さん」と声をかける。
ひっきりなしにリアクションを求められる土屋や奥村と違って、あまりこういうことに慣れていないのだろうか、健一は驚いたようにぱっと顔をあげた。
「公式サイトの掲示板…」
と私が言いかけたところで、健一は身を乗り出すようにして、うん、と頷いた。
その仕草にクラリときて内心であわあわしてしまったのだが、なんとか平静を装いながら、少し大きな声で
「書き込み、いつも楽しみに見てます」
と伝えてみた。
すると健一は嬉しそうににっこりした。
そして背筋をしゃんと伸ばすと、いつもやる空手の試合が始まる時のような仕草でぺこりと頭を下げながら、私に向かって
「ありがとうございますっ!」
と大声で叫んだのだ。
かーわーいーいーーーー(悶絶)
思い返しては幸せに浸る私。
誰が何と言おうとあの瞬間の健一の笑みは私だけのものなのねー、とか考えてうっとりしてるし。
って健一より私の方が痛い子だわ。
でも今ちょっとだけ罪悪感を感じている。
健一には「楽しみに見ている」と伝えたけれど、実際のところ、普段の私の反応は
「また健一が痛いこと書いてるよ」
「この子はホントにばかで可愛いねえ」
というものなのだ。
ごめん健一。許して。
ワタナベエンターテインメントの公式グッズショップに行ったところ、店頭に立っていた店員さんになにやら見覚えが。
…約1年前、「力の限りゴーゴゴー!」の企画「ジュノンボーイ部」に出ていた今良太郎くんだった。
知ってるかなあ。
応募してきた当初はデブキャラだったんだけど、ものすごくダイエットして50キロ台まで痩せたという努力の人ね。
でも当然ジュノンボーイには予選落ちで、企画終了後はお台場CX内のゴーゴゴーショップでバイトしていたのは知っていた。
番組も終わりゴーショップも無くなってしまったので、普通に学生をやっているんだろうなあと思っていたら…まさかこんなところで出会うとは。
ちょっと面白かったので話しかけてみた。
私「あのー…今くん、ですよね?」
今「(ものすごくびびって)あ、はいっ(90度のお辞儀連発)」
私「前はお台場のゴーショップで働いてましたよね」
今「(おどおど)いろいろあって…ここで働かせてもらってます」
企画が終わって用無しになった素人さんをスタッフとして入社させるナベプロって…。
買い物の後は原宿方面へ。
十数年ぶりに竹下通りをぶらぶらと歩く。
「ヒサシブリ」と声をかけてくる見知らぬ外人さんを振り切って、RAG目当てで恥を忍んでアイドル写真館なんぞに潜り込んでみた。
いやー凄いね。濃いね。
あたりまえだけど写真でいっぱい。
お目当てのアイドルがフレームのプリクラなんかもあるのね。
どれもこれも雑誌をスキャンして焼き直したものやライブ会場で盗撮したものばかりなんだけど、これがまたグッとくる表情をおさえていて、サンプルを冷やかしながらしばし目の保養をさせていただきました。
でも世のお嬢さん方、いくら美味しくても非公式グッズは絶対に買っちゃいけませんぜ。
立派な違法行為だからね。
桜木町に戻ってout of order。
今回が年内最後の公演だなんて全然知らなかったよ…。
最後だからか、キャストも熱演。
演目は同じでもネタを大幅に変えてくるものが多かった。
特記すべきはビビる大木(以下ボンちゃん)「J.O.」。
最後の公演なのに完全な新ネタを持ってきたことに拍手。
ボンちゃんの芸人魂、しかと見届けました。
今日のお題は「ミスコン」。
「ミス豚」「ミス里帰り長崎」「ミス神様」「ミス将棋と太鼓」…
たとえ私が若くてものすごく綺麗だったとしても、こんなミスコンには出場する気になれません。
しかしどれもこれもホントに存在しているっていうんだから、世の中ってよくわからない。
選考委員会で
「ミス豚にふさわしい人は誰か」
とか言いながら真剣な話し合いが行われているのを想像するとなんだかおかしい。
ボンちゃんの目のつけどころって良いなあ。
それから昨日ちょっと不満だったメインコント「最後のアナウンス」。
今日はバカアイドル役の演者がいつものセイラちゃんに戻ったし、それでなくても気迫溢れるキャスト達の演技だったので、単純にゲラゲラ笑っていられた。
アカペラステージはRAG FAIR。
そして司会進行の土屋が、冒頭で加納さんの結婚を報告。
会場全体で「おめでとうーーー!!」と拍手。
勿論私も笑って拍手した。
加納さんは何も言わず、照れたように帽子に手を添え、軽く頭を下げた。
この寡黙さが男らしい。
惚れ直した。
昨日のINSPi同様、演目は先週の大阪公演どおりの「ゴッドファーザー〜愛の水中花」「波乗りジョニー」「のほほん」以上3曲。
この1週間で相当練習したと見えて、全体的にものすごく上手くなっていた。
「ゴッドファーザー」合間のコント(?)、土屋絶好調。
銃弾に倒れた加藤さんに「死ぬなーーー」と頬をバシバシ叩く。
この時の二人の顔の近さが尋常ではなく、またビンタの力も相当強かったと見えて、土屋の腕の中で死体となっている筈の加藤さんが思わず苦笑。
じわじわと近づいてくるスナイパー加納さんに向かって土屋が叫ぶ。
「もう死んでるんだ、撃つなああ!撃ったら奥さんの名前言っちゃうぞ!!」
早速ネタになってるよ…。
2曲目「波乗りジョニー」、「悪ノリ」と称して土屋にお尻を撫でられた後の加藤さんと健一がオーバーアクション。
そして加藤さんのビンタが前回よりもパワーアップ。
1曲目で散々叩かれてたから仕返しかな。
3曲目「のほほん」コーラス隊+リズム隊、お見事。
ライブ特有の乱れを一切感じさせない歌いっぷりで、まるでCDを聴いてるみたいだった。
リードの引地、ものすごい汗の量とちょっと苦しそうな歌声に、ちょっと心配になる。
体調が悪かったのかなあ。
キャスト全員がひとことずつ挨拶していくエンディング、これも楽しかった。
「ありがとう」「また来てね」のようなことを言うのが普通の流れなのだが、加納さんはいつもここでキレキャラを演じる。
かつての名言は、1月半ばの公演での
「いつまでも正月気分でいるんじゃない!!」
という客への恫喝。
今日は「夏休み」とかそういう系統で来るのかなあと思っていたら、
「出来ちゃった結婚じゃありませんっっっ!!」
これが加納さんの口から発せられた唯一の結婚報告(笑)
こういう味のあるそっけなさが好き。
また惚れ直した。
さて。
終演直後、最後のお見送りを受けに席を立ちながら、私は考えた。
「年内最後の公演」「来年もやる」みたいなことは言っていたが、もしかしたら今回限りで立ち消えになる可能性だってある。
キャストとのこんな至近距離を味わえるのも最後かもしれないのだ。
そこで、私はひとつの目標を立てた。
RAG FAIRの中での私の一番は荒井健一氏だ。
その健一と、ほんの少しだけコミュニケーションをとってみよう、というものである。
普段は「お疲れ様でした」と笑顔で頭を下げて歩くことにしているのだが、そんな余裕はなかったので申し訳ないけれども全てスルーさせてもらった。
「全身が心臓になる」という感覚を生まれて初めて味わった。
テンパりすぎてRAGメンの並び順さえ覚えていない。
っていうか健一以外見えてなかった。
こう書くと大変危ない人のように思われそうだが、事実なのでしょうがないのだ。
ドキドキしながら「健一さん」と声をかける。
ひっきりなしにリアクションを求められる土屋や奥村と違って、あまりこういうことに慣れていないのだろうか、健一は驚いたようにぱっと顔をあげた。
「公式サイトの掲示板…」
と私が言いかけたところで、健一は身を乗り出すようにして、うん、と頷いた。
その仕草にクラリときて内心であわあわしてしまったのだが、なんとか平静を装いながら、少し大きな声で
「書き込み、いつも楽しみに見てます」
と伝えてみた。
すると健一は嬉しそうににっこりした。
そして背筋をしゃんと伸ばすと、いつもやる空手の試合が始まる時のような仕草でぺこりと頭を下げながら、私に向かって
「ありがとうございますっ!」
と大声で叫んだのだ。
かーわーいーいーーーー(悶絶)
思い返しては幸せに浸る私。
誰が何と言おうとあの瞬間の健一の笑みは私だけのものなのねー、とか考えてうっとりしてるし。
って健一より私の方が痛い子だわ。
でも今ちょっとだけ罪悪感を感じている。
健一には「楽しみに見ている」と伝えたけれど、実際のところ、普段の私の反応は
「また健一が痛いこと書いてるよ」
「この子はホントにばかで可愛いねえ」
というものなのだ。
ごめん健一。許して。
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