おとなしくしていられない性分なんです。

今日は18時から入試の打ち上げ。
生徒達を帰した後、教員室で雑用をしながら時間をつぶしていたところ、16時過ぎにN先生（前ボスで現校長）がふらりと現れた。

N先生「おう朝倉〜。忙しい？」
　　私「いえ、そんなには…あ、先生の言いたいこと判りましたよ」
N先生「（嬉しそう）お、言ってみ？」
　　私「先に出ようって言いたいんでしょ」
N先生「（ものすごく嬉しそう）そうそうそうそう。15分後に出るぞ」

周囲の教員は「すげえ！」とびっくり。
ほほほ。秘書みたいなもんですからね。

じゃあ二人で先に学校を出て、飲み会までの2時間をどう過ごしていたか、というと、いつものように「0次会」と称して馴染みの喫茶店でビールを飲んでただけなんですけど。

…で、18時からの1次会では「ホントに入試が終わった」という解放感からか、みんな自主的にガンガン飲んでくれまして。
「ばかやろう幹事が飲まないでどうする！！」と煽られてつい調子に乗り、瓶ビールと紹興酒を1本ずつ空けてしまってちょいと後悔。

店を出たところで二軒目に誘われ「今日はちょっと…」と答えたら大ブーイング。
お前が守りに入るなんて許さねえ、とかなんとか言われたよ。私って一体。

　　私「いや別に守りに入ってるんじゃなくて、この後ちょっと用事があるんですよ」
W先生「なんだ！友達と飲み会か？！」
　　私「22時からの『ロードオブザリング』を観てくるんです」
　一同「はあ？！」

…うん…飲み会の後に3時間40分の映画を観るってのはやりすぎだと私も思うよ…。

「遊びすぎだお前は」とか「いびきかいて寝こけるに決まってる」とか散々弄り倒されましたが、でもちゃんと駅までお見送りしてもらえました。
うちの先生達のこういうところが大好きなのです。


そんなわけで観てまいりましたよー「ロードオブザリング　王の帰還」！！
メモ形式で感想をば。
「先入観や予備知識無しで観たい」という方は読まないでね。


○最初「釣りバカ日誌」と間違えたかと思った（嘘）。
　だっていきなりミミズのアップ…。

○第三部のヒロインは間違いなくピピンです。

○ミナス・ティリスの美しさは想像以上のものだったが、一方で執政家の確執ときたら
　想像を越えるなんてもんじゃなかった。
　「ファラミアさんはまだ生きてます！！」って言ってるのに無視すんなよ親父。

○ピピンは絶対デネソールに食われてる。なにあの淫靡な空気。

○小綺麗なアラゴルンからはセクシーオーラが全く感じられない。

○戴冠式の真っ最中に突然うにゃうにゃ歌い出す王様って。原作テイスト
　なんだろうけど、もし私がその場にいたら間違いなく吹き出してる（不敬罪）。

○最後のデレデレっぷりには目を覆いたくなった。イメージぶちこわし！！
　私はやっぱり「馳夫」が好きだ…

○ガンダルフの隣で寝た人は、夜中に目覚めた時とても怖い思いをするだろう。
　魚かよ。

○レゴラス凄すぎ。もはや「凄い」としか言いようがない。
　こんなのと張り合おうとするギムリがばかっぽくて可愛い。

○疲れて動けない筈のフロドが、いきなり山の急斜面を猛ダッシュし始めた
　のには驚いた。
　あんたさっきまでサムに担いで運んでもらってたんじゃ…。

○フロドとサムとピピンの表情から推測するに、サムはロージーへ相当男前な
　プロポーズをしたと見える。
　いいなあサムみたいな旦那がほしいなあ。
　
○花嫁からブーケを投げられて嬉しそうににっこりするピピンが可愛い。
　やっぱりピピンはヒロインだった。

さー2回目はいつにするかねー。
友人一同よ、観に行きたくなったらいつでも呼んでおくれ。