D「先生、聞いて!私『女子十二楽坊』に入ることにした!」

私「あっそ」

D「聞いてってばー!私ね、『女子十二楽坊』でアルトリコーダー担当になるの」

私「ほう」

D「でもね、アルバムに1枚参加したら、目立つためにシンバル担当に変わるの」

私「ばかたれ、シンバルは奥が深いんだぞ。
  ウチの吹奏楽部員でも、シンバルをしっかり鳴らせるまで3年位はかかるんだから」

D「あ〜レベル低い低い。私、三歳半でとっくにシンバルをマスターしてるもん」

私「そりゃすげえな。相当重いぞ、あれ」

D「私ちっちゃい頃マッチョだったから問題なかったの。
  でもね、頑張りすぎたから鼓膜が破れちゃったんだよ」

私「ありゃまあ」

D「そんでね、保健室に行って治してもらったの」

私「…治ってよかったな」

D「そんでね、今はダンス担当なの。
  テレビで観たことあるでしょ、私が後ろで踊ってるの」

私「あーそういえばボックス踏んでたね」

D「それが一昨日KABAちゃんの目にとまってさあ!引き抜かれちゃったんだよ!!
  凄くない?私『女子十二楽坊』第一期卒業生なの〜」

私「…お前が凄いのはよく判ったから早く帰れっつーの」


毎日こういうことばっかり言って暮らしているのが今時の中学三年生です。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索