?仕事を辞めて年末未調整
?家を建てた
?1年間の医療費が10万円を超えた
これだけ揃えば還付金もさぞや多かろう。うひひ。
そんな訳で初めての確定申告である。
事前に税務署で書式を入手していたものの、いくら説明書を読んでも、何をどう書き始めればいいのかさっぱり判らない。
教員をしていた頃に「…判らないところが判らない…」という台詞をよく聞いたものだが、今なら彼らの気持ちがものすごく理解できる気がする。
仕方が無いので、市役所で開催される確定申告の相談会に行ってみることにした。
しかし行く前の準備段階で疲労困憊。
源泉徴収票とかローン残高証明書とか生命保険の控除証明の葉書とか、もう家中大捜索よ。
登記事項証明書ってなんだよ聞いたこともねえよとググってみたら「法務局で発行」とか書いてあって、それから慌てて化粧して電車に乗ったりとかね。
医療費の集計を出すのもすっごいめんどくさいの。
レシートを日付順に綴じて、あとは日付と値段をエクセルでばばっと並べておけばいいだろと勝手に思ってたんだけど、病院の住所と名前、治療内容まで書かなきゃいけないのね。
結局、必要書類を揃えるのに一日半かかった。
そして今朝9時、市役所の相談会会場に到着すると、ものすごい人の群れ。
70人待ちを告げられてちょっと気絶しそうになったが、1時間もしないうちに番号を呼ばれる。
大方の人がゼロからの記入のはずなのに、何故こんなに早く呼ばれるんだろうか、と不思議に思ったが、すぐに謎は解けた。
長机がたくさん並べてあって、それぞれの机の向こう側に、車輪のついた事務椅子に座った税務署のおじさんが1人居る。
そのおじさんが、こっち側に座るお客3人を同時に捌いているのだ。
最初に必要書類を広げさせ、それにさっと目を通すと、おじさんは客Aへ「この数字をここに書いてください」等の指示を出す。
客Aが記入している間に、おじさんはシャーッと椅子を滑らせて隣の客Bの前へ移動する。
客Bの書類に目を通し、「これをここに書いてください」と指示を出すと、その隣の客Cの前にシャーッと移動する。
そして客Cの書類へ目を通し、指示を出すと、再び客Aのもとにシャーーーーーッと戻ってきて
「書けました?じゃあ次はここにこれを書いてください」
と新たな指示を出すのだ。
こちらは何も考える必要がない。
ただ言われたとおりに記入しながら、おじさんが再び目の前に現われるのを待っていればいいのだ。
これを数十回繰り返した頃、
「はい、あとはこことここに判子を押してあの窓口で提出してください、おつかれさま」
と言われる。
すると、目の前には、完成した確定申告書があるのだ。
部屋の隅の窓口で確定申告書を手渡し、控えを貰って
「2ヶ月後にお金が振り込まれます、お疲れ様でした」
とにっこりされながら市役所を後にしたのは11時過ぎ。
…あれ?
相談会に来た筈なのに提出まで済んじゃったよ(笑)
税務署のおじさんの事務処理能力の凄さと軽快な車輪の音が印象に残っただけで、結局なにがなんだかさっぱりわからないままの確定申告だった。
?家を建てた
?1年間の医療費が10万円を超えた
これだけ揃えば還付金もさぞや多かろう。うひひ。
そんな訳で初めての確定申告である。
事前に税務署で書式を入手していたものの、いくら説明書を読んでも、何をどう書き始めればいいのかさっぱり判らない。
教員をしていた頃に「…判らないところが判らない…」という台詞をよく聞いたものだが、今なら彼らの気持ちがものすごく理解できる気がする。
仕方が無いので、市役所で開催される確定申告の相談会に行ってみることにした。
しかし行く前の準備段階で疲労困憊。
源泉徴収票とかローン残高証明書とか生命保険の控除証明の葉書とか、もう家中大捜索よ。
登記事項証明書ってなんだよ聞いたこともねえよとググってみたら「法務局で発行」とか書いてあって、それから慌てて化粧して電車に乗ったりとかね。
医療費の集計を出すのもすっごいめんどくさいの。
レシートを日付順に綴じて、あとは日付と値段をエクセルでばばっと並べておけばいいだろと勝手に思ってたんだけど、病院の住所と名前、治療内容まで書かなきゃいけないのね。
結局、必要書類を揃えるのに一日半かかった。
そして今朝9時、市役所の相談会会場に到着すると、ものすごい人の群れ。
70人待ちを告げられてちょっと気絶しそうになったが、1時間もしないうちに番号を呼ばれる。
大方の人がゼロからの記入のはずなのに、何故こんなに早く呼ばれるんだろうか、と不思議に思ったが、すぐに謎は解けた。
長机がたくさん並べてあって、それぞれの机の向こう側に、車輪のついた事務椅子に座った税務署のおじさんが1人居る。
そのおじさんが、こっち側に座るお客3人を同時に捌いているのだ。
最初に必要書類を広げさせ、それにさっと目を通すと、おじさんは客Aへ「この数字をここに書いてください」等の指示を出す。
客Aが記入している間に、おじさんはシャーッと椅子を滑らせて隣の客Bの前へ移動する。
客Bの書類に目を通し、「これをここに書いてください」と指示を出すと、その隣の客Cの前にシャーッと移動する。
そして客Cの書類へ目を通し、指示を出すと、再び客Aのもとにシャーーーーーッと戻ってきて
「書けました?じゃあ次はここにこれを書いてください」
と新たな指示を出すのだ。
こちらは何も考える必要がない。
ただ言われたとおりに記入しながら、おじさんが再び目の前に現われるのを待っていればいいのだ。
これを数十回繰り返した頃、
「はい、あとはこことここに判子を押してあの窓口で提出してください、おつかれさま」
と言われる。
すると、目の前には、完成した確定申告書があるのだ。
部屋の隅の窓口で確定申告書を手渡し、控えを貰って
「2ヶ月後にお金が振り込まれます、お疲れ様でした」
とにっこりされながら市役所を後にしたのは11時過ぎ。
…あれ?
相談会に来た筈なのに提出まで済んじゃったよ(笑)
税務署のおじさんの事務処理能力の凄さと軽快な車輪の音が印象に残っただけで、結局なにがなんだかさっぱりわからないままの確定申告だった。
コメント
いや、書類をそろえるまでが大変なのかな。
まだ未体験なので、いつか必要になるのだろう。
とりあえず、パソコンが出来れば書類はそろえやすいのかしら?
医療費も、なかなか10万を越えないし今回もパスだな。
ぜんぶ合わせて11万なんぼでした…うへー。
確定申告、自力で出来る人を尊敬します…。
パソコン使ってネットで申告すればおまけで5000円控除しますよ、ってやたら宣伝してますけど、調べてみたら専用ソフトが要るみたいで、それが3000円くらいするっていうんですよー。
毎年確定申告する人は便利なのかもしれませんけど、私にとっては次にいつ使うかわからんものなので、わざわざ買う気になれずネット申告は一瞬で却下でした。
やっぱり相談会がお勧めです!
年末あたりに入ってくる市報に特集されてましたから、それからのんびり書類を集めれば全然大変でもなく余裕で間に合いますよー。
整理整頓がへたくそなくせに相談会前日まで何の準備もしていなかった私があほだったんです(笑)
還付される額が判明した時の快感はなかなかですが、そこまで辿り着くのがちとめんどくさいです(最後に、さらにもぎとられる事が判明した時は、書類をまとめて破り捨てたくなりますが・・・・・)。
私は今年も手書きで頑張ります。今年はいくら返ってくるかなー。
えすこみたいな人には専用ソフトが活用できるのかもね。
作業の途中保存も出来るし、完成したらそのままオンラインで提出できちゃうから出かける手間も省けるし。