私の退院前夜、阿蘇のおばあちゃんが亡くなった。
95歳、老衰だそうだ。

私がそれを知ったのは、退院した日の夕方で、お通夜が始まる直前。
おとんもおかんも既に阿蘇に居たが、
「せっかく退院が決まったのに、ショックを受けてまた破水でもしたら大変だ」
と私を気遣って、帰宅して落ち着くまで知らせなかったとのこと。

「そっか、ありがとう。私は行けないけど、ばあちゃんによろしく」
と答えて電話を切り、すぐにネットで弔電とお花の手配をした。

あんなにたくさん可愛がってもらったのに、最期の挨拶すら出来ないのが残念でたまらなかった。
ばあちゃんに曾孫を見せてあげたかったなあ。


でも、私の腹の中の赤は、阿蘇のじいさんとばあちゃんに守られているのだと思う。
だって、8月にじいさんが亡くなった直後に妊娠して、出血や破水で散々どたばたして、ようやく落ち着いたと思ったらばあちゃんが亡くなったのだ。
ここ数日で腹がやたらでかくなって驚いていたのだが、これはきっとじいさんとばあちゃんが来てくれているんだなあ。


しっかり横になって、赤を少しでも大きくすることが、今の私に出来る唯一のことであり、それがじいさんとばあちゃんへの最大の供養にもなるのだと思う。
がんばりますよ。うん。

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