13時半、入院手続きを済ませる。

14時、南病棟へ案内される。
整形外科と婦人科の入院患者が集められているエリアで、私は4人部屋の1007号室。
でもみんなカーテンを引いているので接触はゼロ。

14時半、看護師さんが来る。5本の採血、体調チェック。
「排ガスは?」と問われた時は何を答えて良いのか全く分からなかった。
たぶん (・・? って顔してたと思う。
「あ、おならのことね」と言い直され、思わず笑ってしまった。
大気汚染?とかディーゼル車?とかぐるぐるしちゃったよ。

この後シャワーを浴びたかったのだが、早い者勝ちでなかなか空いてくれず、部屋とシャワー室を幾度となく往復する羽目になる。

テレビと冷蔵庫と洗濯機に使える「テレビカード」を1000円で購入。
冷蔵庫は24時間で200円。
そして持参したイヤホンが短すぎて、テレビからベッドまで届かないことが判明。
半年前に切迫流産で入院していた病院では余裕で届いたのに…。
仕方なく売店でアナログイヤホン(3m)を約300円で購入するも、今度は長すぎて邪魔臭い。ムキー。


そうこうしているうちに17時半、術前処置のため処置室に呼ばれる。
明日R先生の手術を受けるのは3人で、私は2人目。
廊下のベンチに腰掛けて待っていたら、処置室からR先生登場。
「どうも~」と言いながら私の隣に座り、たった今術前処置してきた1人目のカルテを開いてなにやら書きこみ始める。
あのー丸見えなんですけどー。

着替えを終えた1人目の人と入れ替わりに処置室に入る。
例の診察台に仰向けになると、R先生が先刻の採血の結果を見ながら

「貧血気味ね~生理終わったばっかりだからかしら~。でも手術には全く関係ないからダイジョブよ~」

と相変わらずキュートな物言い。
でも手術に関係ないのに何で調べるんだろうか…と内心で突っ込む。
そんなこんなでリラックスした雰囲気のうちに術前処置。

「明日のシュジュチュをやりやすくするために、ラミナリアという細い海草の棒、1本入れますね」

明日の手術は下から子宮鏡を入れて子宮の中の中隔を切除するものなので、子宮鏡を入れて操作できるように、普段閉じている子宮口をちょっとだけこじあけておかなければならない。
だから、水分を吸って膨張するラミナリアを子宮口に差し込んで、手術に必要なスペース分だけ子宮口を開かせるということなのだ。
ラミナリアはお産の体験記なんかでよく出てくるんで知ってたけど、「入れる時痛い」っていう話もあるのでちょっと怖いなー…なんて思ってたら、「いてて」という感じでおしまい。
R先生は処置にためらいがないのでありがたい。
カーテンの向こうから漏れ聞こえる会話によると、術前処置としてラミナリアのMサイズを1本とガーゼと綿球を入れられたらしい。
身支度を整え、普通に歩いて部屋に戻る。

18時、夕食。あまりのおいしくなさにたまげる。塩分控えめとかいう次元の話じゃない、これは味がないというんだ。

18時20分、「今ならいける!!」と思いシャワー室へダッシュ。無事シャワー。部室棟のシャワーブースという感じで、そんなに綺麗ではなかった。

19時、看護師さんが抗生剤を持ってきてくれる。子宮鏡検査の時に出されたのと同じ「パンスポリン」という薬。やたらでかくてラグビーボールみたいな楕円形をしている。何故こんなに飲みづらい形状なのだろうか。

21時、看護師さんが睡眠薬を持ってきてくれる。生まれて初めての睡眠薬。まるで気絶のように寝付くのは普段同様だが、そのまま朝まで気絶状態が続く。半端じゃない熟睡っぷり。

ちなみに21時半から手術終了までは絶食絶飲だった。

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