祖父母が居ない阿蘇は初めて。
おしゃべりで元気だった伯母はこの1年でどっと老け込み、口を開けば「寂しい」の連発。
そのあたりはまあ想定の範囲内だったのだが、そんな伯母から最近我が家の目の前に建った老人ホームのパンフレットを貰ってくるように頼まれ、そして
「面倒はかけないようにするから、私が死んだら墓守は柳子がやってね」
と言われた。
伯母は独身で子供はいないし、他の親戚は年寄りばかりなので、そういったことを頼むとしたら私か弟のどちらかに限られる。
私は産まれた瞬間から今の今に至るまで、この伯母からそれはもう半端じゃなく可愛がられてきたので、いつかは恩返しが出来るといいなあと常々思っていたし、そのうち何かの世話をする時期が来るのだろうと薄々考えてもいたのだが、いざそれを現実に提示されると、ひどく衝撃を受けてしまっていた。
今はまだ「近い将来」の話だけれど、これから自分の中でしっかりと受け止めてゆかなければならないのだなあ。
でもあと20年は元気で居てもらわねば。
おしゃべりで元気だった伯母はこの1年でどっと老け込み、口を開けば「寂しい」の連発。
そのあたりはまあ想定の範囲内だったのだが、そんな伯母から最近我が家の目の前に建った老人ホームのパンフレットを貰ってくるように頼まれ、そして
「面倒はかけないようにするから、私が死んだら墓守は柳子がやってね」
と言われた。
伯母は独身で子供はいないし、他の親戚は年寄りばかりなので、そういったことを頼むとしたら私か弟のどちらかに限られる。
私は産まれた瞬間から今の今に至るまで、この伯母からそれはもう半端じゃなく可愛がられてきたので、いつかは恩返しが出来るといいなあと常々思っていたし、そのうち何かの世話をする時期が来るのだろうと薄々考えてもいたのだが、いざそれを現実に提示されると、ひどく衝撃を受けてしまっていた。
今はまだ「近い将来」の話だけれど、これから自分の中でしっかりと受け止めてゆかなければならないのだなあ。
でもあと20年は元気で居てもらわねば。
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