14時入院。

MFICUはナースステーションと一続きになっていて、ちょこちょこ様子をみる必要のあるハイリスク妊婦専用大部屋という感じ。
全9床がカーテンでひとつひとつ仕切られていて、それぞれのスペースがとても広くて明るい。
携帯使用OK。
「コンセントは自由に使って良い」と言われて示された枕元にはずらりと20口。壮観。
大部屋の体(てい)ではあるが一応ICUだから本来は医療機器用なんだろうけど、現実としては患者が持ち込んだ携帯やDSの充電に使われていることの方が多いらしい。
私もワンセグ視聴に備えて充電開始。
一応備え付けのTVもあるんだけど、「主電源を入れた瞬間から見る見ないに関わらず24時間300円」という酷いぼったくり仕様。
とりあえず見たいのは毎日欠かさない朝ドラと昼ドラなのだが、それと合わせてだらっと数時間適当に何か見たとしても50円分くらいにしかならない。
それで300円払うのはあほらしすぎるので、ワンセグでしのぐことに決めた。


パジャマに着替えたら、検温と血圧測定しながら入院・手術についての説明を聞く。
私を担当してくれる看護師さん達は「ウサギさんチーム」なんだってさ…いやマジで。
他にはパンダさんやぞうさんもあるんだと。
ここは小児科でなく産科だよな…?


そんなウサギさんチーム主任の看護師さんが、「14週だから無理かなー」と呟きつつNSTを持ってきた。
腹の上に機械をつけて子宮の張りが無いかを測定する装置なんだが、「そういえばちょっと腹が出てきたな」程度じゃ感知できるわけもなく、案の定グラフ紙にはなんの凹凸もない横線がだらーっ。
同様に胎児の心音確認も「まだ腹部からじゃ無理かなー」と言いつつ一応チャレンジ。
聞こえるのはザーザーという砂嵐っぽい音ばかり。
「これ、胎盤を流れてる血液の音なんですよ」「へー」なんて喋りながら粘ってたら、ほんの微かなじょわじょわじょわじょわ…と規則正しい音をキャッチ!
「おおー拾えたわー」と喜ぶのも束の間、10秒もしないうちにフッと音が消え、
「…逃げちゃいましたね」

胎児はまだ小さいので子宮の中に余裕があって、落ち着きなくちょろちょろと姿勢を変えている模様。
この後、探り当てては逃げられるのを3回繰り返した。
お疲れさん(笑)


そして車椅子で麻酔科まで連れていかれて説明を受け、産科に移動して内診。

「よく動いてるな〜おかげで写真とりづらいよ」

とぼやく先生。
貰ったエコー写真は超ブレブレで何が何だかわからなかった。

「問題ないね。じゃ明日手術がんばりましょう」と診察を終えようとした先生に慌てて
「あ、あの、土曜の血糖値の検査は…」
と声をかけたら、
「あー、何ともない何ともない」
とあっさり。
あんなに心配したのがあほらしくなるほどの流されっぷり…。


その後は特にすることもなく暇を持て余す。
17時にシャワーを浴び、部屋に戻って片付けや身支度をしていたところ、ダンナが登場。
ダンナの勤める会社からここ病院まで徒歩10分なのだ。ラッキー。

18時、夕食。
麦ごはん、とろろ、酢の物、鯖味噌、バナナ。
温かいものは温かく、冷たいものは冷たい。
ごはんが美味しい病院は好きだ。

19時にダンナが帰り、DSやったりワンセグでダイタイソーを見たりして暇潰し。
21時消灯。
なんと明後日の朝まで絶飲食だそうな。
消灯時に既に「あー小腹が空いた」などと思っていたというのに…
あと30時間以上も耐えられるのか私。

コメント

えすこ
2010年5月20日14:46

そろそろ手術終わったかな、お疲れ様でした。
ウサギさんチーム(笑)レポ、楽しみにしてます。

ryuko asakura
2010年5月20日20:19

おー終わったぜー。
張り止めの点滴のせいで動悸がひどくて地味にしんどいぜー。

ところでやばいようさぎさんチームまじでレベル高い!
私のところにやって来る看護師さん、一人残らず若くて美人だよ!!
ここの病院、採用基準に絶対容姿が含まれてると思う(笑)

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