ネプの新曲「イッショウケンメイ。」と特典ポスターを一秒でも早く受け取りたいが為に、仕事を放り出して定時に退勤。
地元のCD屋に足を踏み入れると、いつものお兄さんがにこにこしながら言った。

店員「ポスターすごくかっこいいですよ。
　　　ちょっと見てみます？」


一瞬頷きかけたが、見た瞬間に自分自身がどんなリアクションをするのかが全く予想出来ず、こりゃ自制しておいたほうが、と思い直して見ずに帰宅。
そして。
自室でポスターを広げた瞬間に大興奮。
彼らのまっすぐな視線に射抜かれて、足をじたばたさせながら声にならない叫びをあげてしまった。
よかった店頭で見なくて（笑）。

（リンク）


それから、CDケースを覆う透明フィルムに張られていた「堀内健主演『夏の終わりのジグソーパズル』主題歌」という青いシールに、ドライヤーの熱風をあてて綺麗に剥がし、CDケースに丁寧に貼り直した。


「夏の終わりのジグソーパズル」のドラマ化、うまくいくといいねえ。

予約していた「笑う犬・名場面集」のカレンダーを受け取りに行った。

店員「え？笑う犬ですか？ええと…笑う犬、笑う犬…
　　　ないですねえ、おかしいなあ。
　　　（向こうの方にいた店長に向かって）店長ーーー！
　　　笑う犬のカレンダー届いてましたよねー？」
店長「えー？なに聞こえなーい」
店員「だからあ！笑う犬のカレンダーは入荷済みですよねって！」
店長「ああ、ええと笑う犬は確かレジの下ねー」
店員「あ！ありました！こちらでよろしいんですよね？
　　　（ビニールから出してべろーんと広げる）」


ひったくるようにして店を出た。

ルーズソックスを履いていたY（高3・♀）が、教員室で担任のT先生から注意を受けていた。
しかし彼女は不満げ。

　　　Y「ほんのちょっとしかたるんでないじゃん。
　　　　こんなのルーズじゃないよ」
T先生「何言ってんだ、どう見たってルーズだろ」
　　　Y「じゃあ先生達が言うルーズってどういうのか教えてよ！
　　　　どのくらいたるんでたらダメなわけ？！」
T先生「うーん、規定するのは難しいんだよなあ」
　　　Y「そんなんじゃうちらだって判断できないじゃんよ」
T先生「（暫く考えて）…じゃあな、これからこう判断しろ。
　　　　それを履いている朝倉先生を想像して、
　　　　思わず恥ずかしくなってしまうのがルーズ、
　　　　まだ大丈夫だなと思えたら規定内」
　　　Y「（納得顔）ああ、それならわかりやすいね」
T先生「お前の履いてるのは何だ？」
　　　Y「ルーズです」
　


日々の生徒指導が円滑に行われるのは素晴らしいことだと思いますが、なにか釈然としないものが残るのは気のせいでしょうか。

二日酔いでもないのに気持ち悪い。
1年ほどズルズル引きずっている顔や手の皮膚のトラブルの正体、もしやアトピーでは。
河合塾から送られてきた段ボールを持って階段を昇ろうとしたら、腰がグキッといった。



頑張れ私！！

昼休み、ちょうど昼食を済ませたところへ、A（高3・♂）がやってきた。

A「先生、これあげる」

差し出されたのは、紙ナプキンに包まれたクッキー。

私「おお、気が利くな。
　　ちょうど今デザートが欲しいと思ってたんだわ。
　　早速いただきます」
A「（にこにこしながら）ねえ、美味い？」
私「うん、おいしいおいしい。お母さんの手作り？」
A「いや、昨日の夜俺が焼いた（得意げ）」
私「はあ？！」


本来ならば「そんな暇あったら勉強せい」とお尻を叩かなきゃいけない場面だが、お世辞抜きで美味しかったので、つい
「また頼むね」
と手を振って送り出してしまった（笑）。

「笑う犬の発見」のHPに、私のハートをわしづかんだまま離さない写真があります。


…壁紙にしたいんです。


PCを立ち上げる度に「まあ素敵」と呟きながらそっと微笑んでみたいんです。


「フォトアルバム」の画像…持ち帰れないんだもんなあ…。

先日亡くなった叔父の事務所の片づけが進んでいる。
「なんか使えそうなものがあったら適当に送ってくれ」
と言っておいたところ、一昨日叔母が電話をよこしてきた。

「おじちゃんの残したものの中で一番高くて、あんたが一番喜びそうなものを送るわ」


そして今日、仕事を終えて帰宅すると、玄関先に私宛の一人じゃ抱えられないくらいばかでかい荷物が置いてあった。
早速ばりばり梱包をはがしてみた。


コピー機だった。



B4対応で拡大縮小可能のお利口さんなので、盆暮れにはかなり活用すると見た。

アンサンブルコンテスト地区大会。
ウチから出したサックス四重奏は銀賞。
県大会出場ならず。残念。

生徒を帰してから顧問3人で学校に戻り、片付けやら事務処理やらをして、そのまままっすぐ帰宅。
本来ならば「打ち上げだー！！」となるところだけれど、3人とも疲れ果てていたので、今日はお預け。


滑り込みで間に合った「犬」、私の心の中に住んでいるオヤジが涎垂らして大喜び（笑）。
チラチラと見え隠れするおなかや太股に釘付け。
特に、今日めでたく33歳のお誕生日を迎えた名倉潤氏ときたら、普通に可愛いんだもの。
ハアハアしながら見てたさ（変態）。


番組が終わった後は、メール＆日記チェック。
いろんなひとの優しさが嬉しくて涙が出た。
ネットやっててよかった。
ここ数週間、あまりの忙しさにやさぐれてばかりだったけど、また元気に頑張れそうな気がする。

昨夜録画しておいた筈の「ピッキングトリオの事件簿」が、何故か録画されていませんでした。


なにもかもがどうでもいいように思えます。

起きたら顔が腫れていた。
またもやお肌のトラブルだ。

教員達は打ち合わせたように「飲み過ぎだろ」と口を揃え、生徒は真顔で
「殴るような男とはつきあっちゃダメだよ」
と言ってくる。


自分が周囲からどのように捉えられているのか、とてもよく理解できた。

中2の授業で「走れメロス」を扱っている。
テンポはいいしストーリーは盛り上がるし、生徒がわりと食いつく作品なんだけど、太宰治の独特の言い回しが厄介。
「定法」「やんぬるかな」「反駁」なんて中2相手に言われても困りますがな。

でも、今回の単元を扱うにあたり、私が一番辛いのは、メロスの親友の存在。

「セリヌンティウス」って言いづらいんじゃーーーーー！！

高3の推薦入試に関する調査書作成やら、小論文添削やら、面接練習やら、一日があっという間に過ぎていきます。
加えて、今年度の中学入試問題を印刷所につっこまなきゃいけないのが月曜だったりします。
でも作問どころか、出題する文章すら選んでません。


そっと旅に出ようかなあ。

生徒「あ、先生おはよー」
　私「おはよ」
生徒「あれ、どうしたの元気ないじゃん」
　私「うん、あのね」
生徒「（遮るように）ああそっか、眠いんだ。
　　　夜更かししてないでちゃんと寝なきゃだめだよ」
　私「‥‥ハイ」


付き合いも3年目になるとツーカーで楽だ。

　　私「‥‥こちらからの連絡事項は以上です。
　　　　何か連絡ある人いる？」
生徒A「先生しつもーん」
　　私「何？」
生徒A「先生こないだ○○駅の近くのマリーンにいたでしょ」
　　私「！！」
生徒B「なにマリーンって」
生徒A「パチンコ屋。『ちっとも出ねえよ！』って台叩いてた」
　　私「ちょっと待て！話を作るな！！
　　　　あの時は結局打たずに店を出たん‥‥」
生徒B「でもパチンコはやるんだ」
　　私「うっ」

今後私はどこでパチンコすればいいんだろうか。

授業の為、中2D組に向かった。
「まーたこいつらはチャイム着席しとらん」
と思い、教室のドアをバン！と開けて怒鳴った。

「チャイム鳴っ・・・」


♪ホリケンサ〜イ〜ズホリケンサイズ〜♪

目に飛び込んできたのは、男子5人が教壇の上でクネクネと歌い踊る姿。

怒鳴りながら笑うなよ私。

午前中は浅草でイベントのお手伝い。
物珍しさにきょろきょろしてみたり、恐らく私の人生の中で最高傑作と言いきれる小説に出会ってみたり、目の前を通り過ぎてゆく綺麗なおねえさんに見とれてみたり、のんびりほのぼのなひとときを楽しむ。
Mさん、お疲れさまでした〜！

昼頃会場を出て、今度はお仕事モード。
新宿の某大手塾で学校説明会だったんだけど、やたら保護者のツッコミがキツくて驚いた。
都会はいつでもこうなのか（田舎者まるだし）。

その後、いつもだったら、
「このへんで飲めるところは無いのかー！！」
と騒ぎだす同行スタッフ達を連れ、お刺身と日本酒の品揃えが良く、早くから開いているお店に直行するのだが、今日は店の前まで案内した後
「予約はしてありますから」
と言い残して脱走。

向かった先は砧スタジオ。
急遽お誘いいただいた「ハモネプリーグ北海道東北大会」の収録を観覧する為だ。
…しかし、芸能界における「予定時刻」はとにかくアテにならないもので、狭いスタジオの廊下で2時間半ほど待たされた。
多少の押しは予想していたことだったが、こう何の説明も無く、かつタバコも吸いに行けない状況だと、精神衛生上非常によろしくない。
そんな時、向こうから歩いてくる男性2人組を見て、我々はにわかに色めきたった。


「き、禁断の愛だー！！」


この衝撃と喜びを、ハモネプを観ている人にしかお伝えできないのが残念。

あ、もう一つ、これは判りやすい感動。
ようやくスタジオに入れてもらえることになり、スタッフにぞろぞろと引率されてゆく途中、仕切りに使われているドアの向こうに喫煙所を発見。
「あータバコ吸いたいなー」
と何気なく覗いたそこに、なんと私がかれこれ15年ほど愛し続けているセクシープリンス東山紀之様がいらっしゃった。
黒のタートルネックのシャツに黒のジーンズというラフなスタイルで、タバコ片手にスタッフと談笑中。
生ヒガシの楽しげな笑い声、一生この耳に焼き付けておきます（感涙）。


私は素人絡みの企画があまり好きではないので、楽しみにしていたのはアルト潤とソプラノ健のMCだけだったんだけど、いざ蓋を開けてみたら、出場者が個性派揃いでめちゃくちゃ面白かった。
禁断の愛が出場しなかったことだけが残念（お手伝いに来ていただけらしい）。

予定がたてこんでホントに疲れたけど、今日はずっと楽しい気持ちで過ごせて幸せだったわ〜。

ネプつながりの3人で飲んだ。
いつもだったら、どんなに深酒していても帰りの電車のことを気にするのに、今日は
「朝倉さん電車大丈夫？」
と言われて初めて我に返る始末。
好きなものについて熱く語りあえる相手が居て、なおかつその人達が「飲める」ということは、とても幸せなことだなあとしみじみ思った。

帰る途中で電車が無くなり、3割増の深夜タクシーに乗って約5000円。
家にたどりついたのは2時だった。


でも全然痛くない。
それくらい楽しかったのよ。


Dさん、Wさん、また呑んだくれましょうね〜♪

【本日の酒量】
生中2杯
ウィスキー（山崎12年をシングルロックで）6杯

寝坊した。
タクシーをぶっとばして8時18分に職場到着。
階段を駆け上がり、教員室に飛び込んだ。

「おっおはようございます！」

目が合った教頭がにやにやしながら言った。

「打ち合わせ、8時50分からだよ」


無駄に急いじゃったよこんちくしょーーーー！！

私は不精者なので片づけがへたくそである。
洗濯済みの服をハンガーごとおかんから受け取り、自室に持ってくるのはいいが、それをクローゼットに仕舞うには、まずクローゼットを塞いでいる本の山々をどかさなくてはならない。
それがめんどくさいのである。
だから、その服はとりあえず部屋の隅のフックにひっかけておく。
翌日、またおかんから洗濯済みの服を受け取る。
本の山をどかすのはめんどくさいので、本棚の角とかカーテンレールとか、どこか適当にひっかけられるところを探す。
…これを数日繰り返すと、服を引っかける場所がなくなってくる。
そこで部屋の隅のフックに再び注目。
既に初日の服がぶらさがっているが、そんなことは気にしない。
上に重ねてひっかけてしまえばいいのである。
針金ハンガーなら4つくらいは重ねてひっかけられる。
ハンガーの三角形の底辺部分に、また新しいハンガーをひっかけるというテクも駆使すれば、クローゼットなんて無くても全然支障は無い。

こんな調子でのらりくらりと過ごしてきたが、さすがに出ているものだけでまかなえなくなってきた。
朝晩が寒いのである。
コートを出さなければ風邪をひきそうだ。
…ひょっとしたら、私が仕事に行っている間に、おかんという名のこびとさんが衣替えをしておいてくれるんじゃないか、と淡い期待をずっと抱いていたのだが、いくら待っても不精者のもとにこびとさんはやってこなかった。
仕方がないので、日が暮れてからしぶしぶと衣替えにとっかかった。
まずは、部屋中にぶら下がった衣類とハンガーを片付けることから始める。
小一時間ほどかかって全てを撤収してみて、私は驚いた。
白い壁にハンガーの跡が、それはもう見事に黒くくっきりと、まるで影のように残っていたのである。
日に焼けたのかタバコのヤニか。
どっちにしても、普通のお嬢さんのお部屋には滅多に見られないシロモノだろう。
私はしばらくそれを眺めていたが、見ていてあまり気持ちの良いものではないので、衣替え終了後、出してきたコート類をフックやら本棚の角やらに再びひっかけ、ハンガーの跡を隠すことにした。
本の山も、衣替えの最中にちょっと移動させただけなので、部屋の床を塞いでいることに変わりはない。
衣替え直後だというのに、相変わらず雑多な私の部屋を見て、おかんが言った。


「あんた散らかすことに関しては天才的ね」

褒められてるんだかけなされてるんだか判らず、気の利いたコメントが返せなかったのが悔しい。

駅前にある地元唯一のCD屋に通うようになって十数年経つが、ここ1年半、ネプの商品を注文し始めて、急に店員さんが親切になった（何故）。


ちょっと遅めに予約した時は
「今の問屋の状況がこうですから、ウチからじゃ初回限定盤（特典あり）は手に入らないですよ」
と他店を紹介してくれるし、
「入荷しましたから取りに来てください」
と発売前日に電話してくれるし、私が店に入った瞬間カウンターの下から梱包済みのブツがさっと出てくるし、販促用のグッズやらなにやらくれるし（少年隊の黒いブックカバーは2年間愛用中）。


昨日の午前中に入荷の連絡を貰っていたDVDを、ようやく今日の夕方取りに行った。
店先で傘を畳んでいる間にブツが用意されていて、私は慌てて財布をとりだして支払いを済ませた。
すると、すかさず予約ノートが差し出され、


店員「11月にCDシングル出ますけど、
　　　予約入れといてよかったんですよね？」

そりゃ確かに今から予約しようと思ってたけどさあ、そんなに先回りすることないじゃんかよう。