ダンナ、二日酔いにより欠勤。
酒飲みの風上にもおけない奴だ。

回復を待って、お役所巡り。
引越し先はチャリで5分くらいのところなのだが、今住んでいるところとは別の市になってしまうので、市役所をハシゴしなきゃいけないのだ。

まずは今住んでいるところの市役所へ行き、転出届をもらって、書いて、出して、ローン用に納税証明書を取る。

そして新しく住む方の市役所へ向かっている途中、一面の向日葵畑を発見。
「ひまわり大迷路入り口」という看板で俄かにテンションが上がり、突入。
背丈を越える高さの向日葵が壁の代わりになっていて、それらをかきわけながら進むのだ。
畑自体が半端じゃない広さだから、途中で
「やばい遭難したかも」
と不安になってしまうくらいにゴールが遠い。
無事脱出できた時には、全身土ぼこりまみれのうえに日焼けがっつり。
でも超楽しかった。
たまにはいいねーこういうのも。

ようやく新居がある方の市役所に到着、地下の食堂でマーボー丼とざるそばを半分こしてから手続きへ。
ローンを組む際の必要書類を入手したかったし、ついでに本籍も新居に移したかったので、

○転入届
○転籍届
○ダンナと私それぞれの印鑑登録申請書
○印鑑登録証明書
○住民票申請書

これらをいっぺんに提出した。
窓口のおっちゃん、どこから手を付けていいか判らず
「えーと、すいません、すいません」
とひたすら謝り続ける。
市民登録から始めなきゃいけないから、めんどくさいよね。
1時間ちょい待ったけど、ちょうど高校野球の決勝戦の時間帯だったから苦にならなかった。

最後は警察へ。
免許証の本籍と住所を書き換えてもらうのに20分くらいかかったのだが、窓口の向こうは
「○○くーん、これ△△さんからのお土産」
「あ、これおいしいよねー、☆☆さんもどうですかこれ」
なんていう会話を大声で続けるばかたれどもの巣窟であった。
警察の制服を着ている連中に社会人としての常識が備わっていないっていうのは呆れた話だ。

買い物をし、帰宅したのは18時。
あちこち回って疲れたので夕食は大根サラダのみ。

やるべきこと
○新聞解約
○郵便局（転送手続き、印紙購入）
○荷物梱包（まだなんにも手をつけてない）

17時過ぎ「飲みに行ってくる。21時には帰るね」

21時「ごめんね、ごめんね。今日中には帰るから」

23時55分「ごめんなさい！やっぱり今日中は無理ぽー！」

そして24時20分、アイス片手に超ご機嫌でご帰宅。

「ねー構ってー構ってよー」
と半ケツをぷりぷりさせながら私の周りで踊り狂うダンナ。


　

案の定、今朝早くからトイレでげほげほやっていた。



ばかたれですな。

○11〜14日
　ダンナ、大学時代の友人達と旅行。嫁はぐうたら大会。

○15日
　嫁両親＆ダンナと私で嫁家及び愛犬のお墓参り。コジマでオーブン購入。

○16日
　終日自宅にてローン・照明器具会議。

○17日
　ダンナと横浜ロフトをぶらぶらし、品川で生中＆オムライス。新橋で解散。
　「かまってくれないんなら実家帰る」とダンナは松戸へ向かう。
　私は神田で友人と合流、ホテルに荷物を放り込む。
　裏原で簪購入、日本橋ライオンで大ジョッキをがっつり。

○18日
　汗ひとつかかない夏祭りなんて！！
　東→西→東の移動も苦にならず、そればかりか祭りの後にお台場までてくてくお散歩する余裕あり。
　シュッとした金のオブジェの先ランドで「めちゃバケっ！」を冷やかし、かま騒ぎサワー片手にギョーメシ＆ラーメシ＆ソースメシを堪能。
　ギョーメシが普通に美味しいことに感動。
　新橋で友人と別れ、実家帰りのダンナと合流。
　地元に戻り、駅ビルの居酒屋へ寄り道してから帰宅。

○19日
　新築した家の施主検査。
　図面どおりに出来ているかチェックするのは几帳面なダンナの役目。
　おおざっぱなわたくしは随所で「ふおおおおお」と感嘆の声をあげながらのビデオ撮影。

おねだりしたTVは約20万円だった。

両親から手渡された封筒には、200万円が入っていた。

大感謝。

新居への引越しを控え、余裕のあるうちに電化製品を揃えておこうということになった。

出発前にPCを立ち上げ、価格.comで底値をチェック。
ネット通販専門店の商品は非常に安いが、結局は送料や設置工事費がプラスされるし、アフターサービスや保証に関して不安が伴う。
だから、ここで底値を調べたうえで、近所の量販店での値段の交渉材料にするのだ。
型番や値段をしっかりメモして、近所のヤマダ電機へ出発。

まずはTV。
今あるのは、もう10年近くも使い込んでいるものだ。
当然ブラウン管のタイプだし、ごくたまに画面に写る人の顔が緑色になったりもしてちょっと困っていたので、実家の両親に
「新築祝いにテレビ買って」
と言ってみたらあっさりOKが出た。
おねだりしてみるもんだ。

で、選んだのは東芝のREGZA42型。
店頭価格は268000円。

http://www.toshiba.co.jp/product/tv/type/c3000.html

「価格.comでは本体177600円+送料・工事費で200000円弱だったよ」
と伝えると、店員はきちんと確認したうえで値引きに応じてくれた。

ふっふっふ。
228000円＋ポイント10％ですわよ。
やれば出来るじゃんヤマダ電機。
実質的には価格.comと変わらないということで買い。


次はスチームオーブンレンジ。
もうずーっと欲しかったんだけど、結婚前から「出来るだけ早く家を建てよう」と考えていたので、新居への引越しの際に邪魔になるような大物家具・家電の購入は出来るだけ控えていたのだ。

私が欲しいのは三菱のRO-DG1。

http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/range/index.html

上に物を置いたり壁にぴったりくっつけられたりするのが便利だし、下皿にそのままばしゃーって水を注ぐだけなのがいい。
タンクから給水するタイプが主流のようだけど、タンクが庫内についてるのはスペースが勿体無いし、底についてるタンクは洗いにくそうな形だし、私にはどうも好きになれなかった。
それに、焼いている最中に出た油は下皿に落ちるんだから、タンクがついていようがついていまいが下皿は洗わなきゃいけないんでしょ？
だったらお手入れワンステップ減のタンクレスを選んだ方がいいんじゃないかと思ったのだ。
それから、同じタイプでフライパン調理が出来るものもあるんだけど、専用フライパンしか使えないっていうんでパス。
せっかくの新居、カオスにはしたくない。
たまにしか使わないような物は出来るだけ増やすまいよ。

そんなわけで調理家電売り場に行ったのだが…RO-DG1が無い。
先月末に来た時にはあったのにー。
店員に調べてもらったところ、ほぼ在庫切れとのこと。

「全国のヤマダ電機の在庫を調べても、もう数台しか無いんですよ。展示品ばっかりですね」

じゃあいらない。コジマで買うよ。ぶーーー。

今度は照明器具。
ダンナが
「リビングにはシーリングファンをつけるんだ」
とわくわくしている。

シーリングファンというと「金持ち」「リゾート地」を連想してしまうのは私だけだろうか。
ダンナいわく冷暖房効果を上げるもので、狭い家でもきちんと機能するらしい。
置いてあるカタログや展示品を見て候補を絞る。
こういうのは通販で買ったほうが安くて種類も豊富なので、さっさと移動。

最後に買ったのはエアコン。
私が選んだのは富士通のnocriaシリーズ。
奥行きがややでかいのが気になるが、各社の自動お掃除機能を比較した中で一番好みのタイプだったのだ。

LDK→http://www.fujitsu-general.com/jp/products/aircon/2007/nocria/lineup/asz40s2.html
寝室→http://www.fujitsu-general.com/jp/products/aircon/2007/nocria/lineup/asz28s.html

自動お掃除機能は必須だが、その中でも採ったホコリをダストボックスにためておくタイプが欲しかったのだ。
だって怖いこと聞いちゃったんだもん。
水と一緒にホコリを流すタイプって、詰まるとカビたりGの餌になったりするって…ぎゃーーーー。

あとは値段交渉。
ぐっさんみたいな店員が、2台で318000円と提示してきた。
「ネットでは設置工事費込みで2台合計270000円だった」
と言うと、
「それじゃうちの仕入れ値切っちゃいます」
と手応えがよくない。
どうしようか迷っていると、ぐっさんは一旦奥に引っ込んで価格調整したうえで
「2台で300000円」
と言ってきた。
ポイントはつかないんですか、と尋ねたが「もう無理」とのこと。
ホントは20万円台に収めたかったんだけど、1階部分のパイプカバーを付けてくれるというので、まあいいか、と購入。


帰りの車の中でダンナが「今日はよく頑張りました」と褒めてくれた。
合わせて60000円くらい値引きしてもらえたからねー。
でもお金が無くなったよ。
今度はダンナが頑張る番ですな。

【日程】 9月上旬、平日午前便
【現在】 賃貸アパート3DK（1階）
【引越先】 木造新築一戸建て（キッチン・リビング1階）
【距離】 徒歩10分
【車両】 2tロング（3t）
【作業員】 3名
【運搬物】 テレビ、テレビ台、チェスト×3、冷蔵庫、食器棚（中）、レンジ台、
こたつ、ダブルベッド、洗濯機、ドレッサー、PC台、ミニコンポ×2


以上の条件でネット一括見積もりを依頼。

http://www.hikkoshihikaku.com/
http://www.hikkoshi-tatsujin.com/

メールや電話での対応がよかったところを呼び、実際に見積もりを出してもらった。


○アーク 42000円
キャンペーン中で洗剤（トップ）1kgくれた。
営業マンが迷子になり5回も電話あり。
滞在時間が最も短い（10分）。

○ユアーズ 47000円
パンフレットが簡素で端的。
引越し中に作業員がタバコを吸ったら料金タダだそうな。
しかし営業マンの両手指計6本にがっつりタトゥが…

○ラン 50000円
営業マンがめちゃめちゃかっこいい。
見積もりや説明が丁寧。
紙媒体の宣伝材料一切無しで、料金引き下げに充てている。
梱包材等はいくらでもくれるそうだが、ダンボールがちゃちいらしい…。

○カルガモ 53000円
ベテラン風の営業マンでトークにソツが無い。
しかし奴が帰った後にそこらじゅうに剥けた足の皮が散乱。

○アリさん 58000円
大手らしくパンフやサービス内容が充実。
営業マンの仕事できるオーラが凄い。
値引きはものすごくしてくれそうな手応えだが「ある程度決まったら」だそうな。

○アクティブ 53000円
見積もりサイトで送信をクリックした10秒後に電話がかかってきた。
作業の丁寧さを自らアピールしてきたのはここだけ。
でも洗濯機の着脱はやってくれない。
破損や紛失等のトラブルを避けるために、予め依頼した荷物以外は絶対に積まない。

○サカイ 42500円
17時過ぎに来るって言ったくせに、来たのは19時。
営業成績が低くて車を使わせてもらえず、自転車で移動させられている。
そんな営業マンは会話の全てが自虐ネタで終わる痛い奴。
本部の人に確認の電話を入れる度に怒鳴られている。
うちの電源を使ってパソコン・プリンターを接続、見積もり書を発行。
「やっぱ決めてもらえないっすよね…はあ…」って感じでぐずぐず1時間半居座る。
帰り際に米1kgくれたけど、全然嬉しくない。
ここは会社のありかた自体がおかしいんだろうな。

初めての引越しだからちゃんと勉強しないと、と思ってたくさん業者を呼んでみたわけだが、私たちお客にとっては「値段」より「安心感」が大事なんだ、ってことを判っていない業者が多すぎるように思った。
安くするための努力のアピールなのか、私との会話の途中で本部に電話して値引き交渉する営業マンが半分以上だったけど、あんまり感じのいいもんじゃなかったよ。
それよりも、
「こう入れればダンボール○箱で収まりますよ」
「今後ボロ布とか新聞紙はある程度キープしておくといいですよ」
等アドバイスされると、
『こういうふうに、引越しをお客の視点で捉えられる会社になら、うちの大事な荷物を任せられるなあ』
と思えるんだな。
引越しのクチコミサイト、業者は見てないのかなあ。
みんなが気にしているのは
「時間どおり来るか」
「荷物を大事に扱ってくれるか」
「真剣に作業してくれるか」
ってことなのに、それをアピールする営業マンが少なすぎる。



そんなわけで、営業がしっかりしていた

○ラン引越サービス
○アリさんマークの引越社

の2社に絞りました。


でも下記2社も超魅力的。
ダンボールだけでも欲しい。

http://www.pro-exp.co.jp/
http://www.bjw-exp.com/

http://www.hit-parade.jp/

行ってきました。
ノーブラで。
シルエット隠しにガーゼ貼ってさ。

ミュージカルというよりもレヴューと表現したほうが適している、さすがはナベプロといった舞台。
ふんだんに盛り込まれるショウの場面がとても楽しかった。
お目当てのRAG FAIR、コーラス担当でほぼ出ずっぱり。
クレイジーキャッツ役の時はあまりにも無理矢理すぎて痛々しかったけど、その他にもいろんな役柄を演じ分けていたので、コスプレショーとしても美味しくいただけました。
加納さんのチンピラと加藤さんの警官はすごく似合ってたなあ。
サラリーマンを演じている時の健一の背広がぶかぶかで、それがなんだか非常に可愛らしくて萌えでした。
ライブっぽい時間も少しだけあったし、のびのび楽しくやってる様子がみてとれて、久しぶりにRAGらしい姿を堪能できた。


ちなみに、始まる前に寄った有楽町ビックカメラで、ダンナが
「久しぶりのRAGなんだから、楽しみなさい」
と一万円のオペラグラスを買ってくれた。
思わず惚れ直した。

一週間くらい前から腹と背中に赤い発疹が出て、最初は痒みだけだったのが少しずつひりつき始めた。
これは虫刺されだと自分に言い聞かせ、人間の自然治癒能力を信じて放っておいたのだけれど、やっぱもう無理。
座ると患部が二段腹に折り込まれて痛い。
立つと背中が服に擦れて痛い。
あーもう何やってても痛い。
痒いだけのうちにさっさと医者行っときゃよかった。

…で、遅ればせながら今日の午後に診てもらうことにした。
そうなると、服装について悩まなければならない。
家の中では患部をできるだけ刺激しない格好、つまりだぼっとしたパジャマで過ごしているわけだが、外出となるとそうもいかない。
Tシャツとかポロシャツは身体のラインに沿っているし、生地がけっこう硬いので不向きである。
身体に優しい服ってけっこう無いものなのね、と唸りながらいろいろひっくり返して、ふわっとしたラインのキャミに柔らかい薄手のニットでもひっかけていくか、という結論に達した。

しかし、ここでまた問題発生。
背中側の患部が数日前よりも広がり、ブラが着けられなくなってしまったのだ。
薄着の季節、ノーブラで外出というのはあまりにもデンジャラスだ。
しようがない、やっぱ我慢して…いや無理無理。痛いもん。

朝食時、ダンナに「ねー私どうすればいいかなー」と何気なく相談してみたところ、たらこキューピーのシールを手渡された。


ダンナ「それを乳首に貼っていきなさい」


絶対やだ。

傷口をおさえたペーパータオルがまっかっかーになったよ。
台所の窓が開いてたので、うちの前の道路で遊んでた小学生に見られてしまった。

「うわすげえ！どうしたんですか！！」

って心配されてちょっと嬉しかった。
可愛いねえ少年。

それにしても「気をつけなきゃ」っていくら頭の中で呟いてたって、キュウリを握った手の位置を変えなかったら何の意味もねえだよ。
あほか私は。

台風だというのに電車に乗って先行上映に行ってきましたよ。
でも観ている間に台風は通り過ぎていったようで、映画館を出る時には見事に晴れ渡っておりました。

これから観る人も多いと思うので、ちょっとぼかして書きます。

いやーいいねえ反抗期！
ひねくれ具合がたまらん。
ウィーズリー兄弟は相変わらず派手で楽しいわ。
そして楽しみにしていたスネイプ先生のヒミツの個人授業、予想を遥かに越える萌えシーンとなっていました。
親世代の4人がものすごい意地悪っぽいんだもん…ドキドキですよ。

展開が早すぎるのは最初から判っていたことなので、登場人物のやりとりだけを単純に楽しむつもりで行きました。
だから、個人的には満足。

「自分がアニメのキャラクターを演じるとしたら」というお題トークの際、「西遊記」の番宣で出ていた内村さんが

「きっと誰もわかんないと思うけど、俺、『銀河英雄伝説』のヤン＝ウェンリーを演りたいんだよね…ほらやっぱりみんなわかんない」

と苦笑。



わかる！！
わかるよ！！！
ぴったりだよあんた！！！！
っていうか銀英伝をビジュアルで知ってることにびっくりだよ！！！！



だがオタク的知識皆無なダンナを持ってしまった為、こういう時には一人で気持ちを持て余すことになる。
わりと大変。

ブラックキャップ12個を追加、先日の出没ポイントを中心に配置。
新兵器は待ち伏せ効果のあるダブルジェット。
祈りをこめて壁や窓枠、家具の陰などに噴霧。



そしてお約束のようにガス警報機を鳴らす私。
はーびびった。

降りそうで降らない、微妙な空模様。
でも日焼けを気にしなくていいから楽ですな。
最近はズボラさに磨きがかかり、眉毛かいて口紅塗っただけで外出しても平気になりました。
スーパーで買い物して、銀行でしぶしぶ納税。
っていうかまだ納得できないんですけど。
理屈は判るよ。国民の義務だしな。
でもさあ、稼いでいない人間に、数十万分の税金を払えって突然振り込み票を送りつけてくるのって、ものすごく無神経だと思う。
あーやだやだ。

買ってきたコロッケ（50円）と冷凍ご飯で昼食。

食器を片付けた後、その勢いで夕食の下ごしらえ。

大根と干し椎茸、かぶるくらいのお水を入れて火にかけ、沸騰したらコンソメキューブを放り込み、3分くらい煮たところで保温鍋へ移動。
はい汁物もどき完成。シャトルシェフ最高。

きゅうりを薄くスライスし、味付けもずくと和える。
はい酢の物もどき完成。

メインは鮭のホイル蒸しなので、付け合せの野菜を適当に切って冷蔵庫に入れておく。
ダンナの帰宅の時間が判ったら、鮭と野菜とバターをホイルで包んでフライパンに放り込めばいいのだ。

20分で夕食の準備終了。
手抜きの腕前だけが確実に上がっている。

こうして大抵14時過ぎにはすべての家事から解放される。
あとは本を読んだり音楽を聴いたり、ネットで遊んだり、のんびりする時間。

半年前の私の生活とは真逆の、本当になんにもない毎日だけど、でもこれが結構楽しいんだよなー。

ダンナが雨戸を開けようとしたら、カーテンの上からぼっとり降ってきたそうな。


「キンチョールは動きを止めるのにはいいんだけどさ、勢いで吹っ飛ぶじゃん？結局隅っこに追い詰めて連続噴射するから、壁とか本棚とかがベタベタになっちゃうんだよねえ」

とぼやきながら後始末までやってくれているダンナを、遠くからただ見つめるだけの私。



毎日ちゃんと掃除してるのに…
ホイホイもキャップもプルンも仕掛けて定期的な巡回・交換も欠かさないのに…
うううううう。

専業主婦という名の無職のわたくしに届いた、市民税・県民税の納税通知書。


356700円。



「ばかじゃないの」と思わず叫んだ。

ばあちゃんはもともとすごくしっかりしてて気を遣う人だった。
だから、ぼけてたって思考や行動のパターンは基本的にそのままなのだ。

私がおむつ替えや着替えやトイレ誘導をしている最中、
「こんなことさせてごめんね」
ってずっと謝ってるし、台所に立っていると
「柳子ちゃん、そんなことしなくていいから、ここに来て座りなさい。鉢盛か鰻かお寿司か、あなたの好きなものを頼むから」
と言いながら財布を捜してよたよた家の中を歩き回る。

なんだかせつなかったよ。


でも、とんちんかんな会話がちょっと楽しい時もある。

「柳子ちゃん、学校の勉強が忙しくて疲れてるのに、掃除なんかせんでいい。ここに来て寝てなさい」
「…あのさ、ばあちゃん、私何歳になったと思う？」
「18歳くらいかねえ」
「そう」


横で聞いていた母が「…図々しい…」と呟いてました（笑）

ダンボール1箱分のニューサマーオレンジが届いた。
酒飲みの食生活の中に、果物というジャンルはなかなか上手に入っていかない。
そのうえ、私は金曜から田舎に帰るのだ。
私が家を空けている間、ダンナがこつこつこれらを食べ続けてくれるとは到底思えない。
近所づきあいは全く無いし、実家に持って行こうにも果物好きの母親は一足先に田舎に帰っていて不在だから、おすそわけも無理。
ジャムにしたら少しは個数が稼げるかと思い、とりあえず6個使っていろんな過程をはしょって適当に作ってみた。
鍋を掻き回している途中、この間まで勤めていた学校で仲良しだったSから電話がかかってきた。

S「久しぶり〜！毎日何してんのー」
私「とりあえず今はジャム作ってるさ」
S「嘘？！（大爆笑）」

信じず仕舞いだったので、明日ジャム1ビンとついでにニューサマーオレンジ10個を押し付けてくることに決めた。

残りのジャムはうちで食べる分。
すぐ食べる冷蔵用にタッパー1コ分＋長期保存の冷凍用にジップロック1袋分。
こんだけ手間かけて作った後で
「そういえばダンナも私もあんまりパン食べないな」
と気づいて微妙に凹む。

どなたか残り22個の有効利用法をご教授ください。

朝刊一面の松岡農相に関する記事、最後の一行でびびった。

葬儀が営まれるお寺は、私が小さい頃、仏様の周りを走り回ったり鐘ガンガン鳴らしたりお供え物つまみぐいしたり、散々好き勝手やってたところです。

私にとっての阿蘇は、いつまでも変わらない穏やかさの代名詞みたいなものだった。
山、田んぼ、緑、トンボ、蝉時雨、入道雲、アマガエル、夕立、天の川。
優しいおじいちゃんとハイカラなおばあちゃん、元気なおばちゃん、気難しいけど実は面白いおじちゃん。

でも、変わらないものなど無いのだ。

おばあちゃんに痴呆の症状が現れた。
母は、2ヶ月に1度、介護帰省割引を使って飛行機を予約するようになった。
祖父母をずっと世話し続けてきたおばちゃんが、入院・手術することになった。
専門的な治療が必要なので、別府の病院に入らなければならないらしい。
だから、母が入院中のおばちゃんに付き添い、自宅に居る祖父母のお世話を私がすることになった。

「あんたいろいろショックかもよ、おむつとか」
と心配げな母に、
「まあ何とかなるでしょ」
と返してみたものの、既に気分が重い。
祖母のおむつを替えることが嫌なんじゃない。
そういう現実を受け入れなきゃいけないのが、とても怖いのだ。

飛行機のチケット、予約しなきゃ。

伸ばし伸ばしにしていた冬物の片付けに、ようやく着手。
今日は毛布・コタツ布団・冬用羽根布団をやっつけた。
圧縮袋を使うと布団がぺっちゃんこになるのってほんとに面白いねえ。

でも羽毛布団は圧縮しちゃダメだってこと、実は今日初めて知りました。

だって実家じゃママンが何でもやってくれてたんだよ。

【朝】ごはん、豆腐とねぎのお味噌汁、目玉焼き、ウィンナー、トマト
【昼】温野菜のサラダ、バナナ1本、びわゼリー
【夜】新じゃがと鶏肉の煮物、ピーマンの味噌炒め、サラダ、大根と油揚げのお味噌汁