昨日からおかんと弟が韓国へ行っている。
おかんに至っては韓国からそのまま実家の熊本・阿蘇へ直行、8月いっぱい戻らないというふざけたスケジュールだ。
とんだ不良主婦である。
私は仕事と部活と書き物があるので同行できなかったのだが、そんなお留守番中の私に、ついさっきおかんが海を越えて電話をかけてきた。

母「ちょっとあんた!楽しすぎるわよ韓国!!」
私「は、はあ、そりゃ良かったねえ(何だこのテンション)」
母「あんた財布欲しがってたじゃない。だから買っといてあげたわよ!偽ブランド!」
私「ちょっと待て!ヴィトンじゃなかろうな!!」
母「『ヴィトンなんて今時ちょっと金持ってる高校生ならみんな持ってる』って
  あんたいつも嫌がってるじゃないの。ちゃんと避けてるわよ。
  ほら何て言ったっけ、あんたの部屋に転がってる小さいバッグのやつ。
  Gのマークが横長になってて向かい合ってて…」
私「ジバンシイ?」
  (※私のバッグは偽ジバンシイではありません。何故ってパチンコの景品だから)
母「っていうの?それ買っといたから」
私「…それ、いくらした?」
母「1万ちょっと。偽物にしては高いわよー」
私「…それ多分本物だから」
母「え?!そうなの?!」

ジバンシイは日本のデパートでも15000円くらいで買えるのだ。
結果オーライだ!でかしたおかん!!

母「カバンとね、腕時計とね、イヤリングとね…なんか沢山買っちゃった(大興奮)」
私「おお、気が利くねえ」
母「何言ってんの、あんたのじゃないわよ。私の!
  今頃になってあんたが買い物しまくる心境が判った気がするわよ、あっはっはー。
  あ、○○(弟)に替わるから」
弟「(興奮気味)もしもし姉ちゃん?すごいよ!母ちゃん飛ばしすぎ!!
  すっげえ面白いことになってるから!!」

私も弟もおかんとのつきあいは約30年になるが、この人がここまで手放しにはしゃぎまくれる人だとはつゆ知らず。

海外にはあまり興味は無いが、今回ばかりは一緒に行かなかったことをちょいとばかり後悔している。
RAG出演番組「ラグ&ピース」のイベントが2回公演で行われるというので、根性で2回分チケをおさえて朝から炎天下にさらされてまいりました。
会場はフジテレビ裏の野原のど真ん中にあるフットサルコート。
まあ素敵な照り返し!日陰なんか全然無いのね!!
わたくしは女優ですから顔には汗をかきませんが、首から下はものすごいことになってました。
紫外線対策はばっちりだったはずなのに、日焼け止めが流れ落ちた首筋だけが見事に真っ赤になりました。

「Dip!Dip!Dip!」に合わせて登場、土屋が小ネタをかます。
1回目は
「加藤さんが珍しく男性からファンレターを貰いました。…最後にこう書かれていました。『女性ひとりで大変だけど頑張ってください』」
2回目は…
「『午後は○○!思いっきりテレビ!』○○って何が入るの?…俺テレビばっかり観てるみたい」

まずは「暑いねえ」という話題から。
2回目の方が面白かった。
突然土屋がステージ上でひっくり返ってみせる。

引地「こんな時はちゃんと知らせてくださいね。近くのスタッフがすぐ行きますから」
土屋「ちょ、ちょっと、俺はどうなるのさ」
引地「お前は自力で立ち上がれ」

ばさーっと斬られましたな土屋さん。

それから、起きあがってからも「暑い」を連呼していた土屋に、奥村がわざわざ近づいていって
「礼央さん礼央さん、何がそんなに暑いっていうの」
と訳のわからない質問。
会場全体に「???」という空気が流れる。

土屋「…はあ?!」
奥村「スルーされちゃったよ(苦笑)」

何かネタを振ったつもりだったらしいんだが、意味わかんないです奥村さん。
それにしても奥村が滑るってのは珍しい。

ここで「アレキサンダース・ラグタイム・バンド」。
奥村・健一、土屋・加藤、引地・加納が背中合わせになってスタート。
ラグメンがお気に入りのこの曲、歌っている姿がすごく楽しそう。
曲間の楽器を模したソロ、相変わらずかっこいい。

「お待たせ!ラグ定食」のDVDが出ましたね、という話題から、その中からコントを1本観てみようということになる。
ここでようやく「DVDを買って下さい」というイベントであることに気付く私。
そしてチョイスされたのが「よー子・恋の行方」。
山梨ロケのアレですね。小坂明子「あなた」を土屋&引地で実演してるやつ。
よー子だから不細工で面白いんだけど、5月のイベントでもこれ流したじゃん。
同じことやってどうすんのさー。
相変わらずの適当企画に不満たらたらだったが、とりあえずその場を楽しむことにする。
2回目公演では、バラの中からよー子が出てくるところと、土屋とよー子のキスシーンに奥村が「がおーっ」ってアテレコしてて、舞台に残っていた加納さんと土屋がバカ受け。
その間、引地・かとさん・健一は舞台裏にひっこんでいて、「もしや…」と思っていたんだが予感的中。
生コントスタート!
「よー子・恋の行方」が終わった後に、まずよー子登場。
「可愛い〜♪」なんて観客は叫んでいたけど、2回目公演で最前列引地前に陣取っていた私は、思わず「うひゃ」と仰け反ってしまう。
確かに色は白くて細いんだけど…ものすごいスネ毛が…。
土屋に「ねーカラオケ行こ〜♪」とおねだりしている最中、ヨシ子が胸を揺らして投げキッスしながら(びびった)登場。
ヨシ子ちゃんは美脚でした。セクシー。

ヨシ子「ね、DVD出たんでしょ。ってことはお金持ちなのよね。
    ねーえ、私と付き合わない?」
 礼央「だってお前、健太郎氏(健一のことらしい)と付き合ってたんじゃないの」
ヨシ子「だって彼の会社つぶれちゃったんだもの。ITって何なのか判らないまま
    やってたから」
よー子「ちょ、ちょっと!礼央様は私とカラオケ行くことになってんのよ」
ヨシ子「こんなメガネボクロなんかどうでもいいじゃな〜い」

こんな流れから、よー子の歌う「HANA」とヨシ子の歌う「Sheサイドストーリー」のラグミックスへ。
歌の前に後ろを向いてピッチパイプを吹いたよー子に、土屋が
「意外に真面目なのね」
とつっこんでいた。
歌が終わりに近づくにつれ、ひとりひとりフェードアウト。
舞台に残されたよー子、
「♪暖かな花になりた〜い、礼央様の花になりた〜い♪きゃっ言っちゃった!」
とひとりではしゃぎ、例の如く「あっっ居ないっっっ!」。
でも今日のオチは健一。
「ヨシ子ちゃ〜ん…どこに行ったの…?」
とふらふら現れ、舞台の上に座りこむ。
よー子に切々と振られ話を訴えるも、よー子途中でフェードアウト。
気付いた健一が「あっっ居ないっっっっ!」
…そのオチ…あんまり笑えなかったよ健一…。
コントはまだまだ要修行だね。でも可愛いから許す。
っていうか「会社がつぶれ彼女に去られた可哀想な青年」って設定からか、ワイシャツの胸元が大きく緩み背広もズボンもボロボロという格好だったんだが、彼が舞台に出てきた瞬間、
「お、犯されたんか?!」
と思ってしまったわたくし(腐ってます)。

1回目、直後のトークで加納さんに
「何だその格好は!早く着替えて来なさい!」
と叱られ、しゅんとしているのも可愛かったなあ。
2回目では
健一「っていうかさあ!…いいや」
 他「(がくん)何なんだよ!!(総ツッコミ)」
健一「っていうかね(とことこ引地に寄っていき)ここで落とそうとした時ね、
   洋輔がものっすごい汗だくでね、すげえんだよ!」
 他「……(続きを待っている)」
引地「…それが言いたかったの?」
健一「うん」
 他「(苦笑)」

ああもう…この空回りっぷりがたまらん…攫って帰りたかった…。

そしてラストに「HANA」。
1回目はかーなーりー酷かった。
マイクの調整が上手くいってなかったし、声量のバランスが悪くて変なパートがぼーんと飛び出して聞こえちゃうし、ピッチも悪かった。
おいおい本業をちゃんとやれよ、と正直うんざりしちゃったんだけど、やはりそこはプロ、2回目は見事な出来だった。
それから、ポジション上必然的に引地を眺めることが多かったのだが、ヤツの汗かきっぷりと言ったら半端じゃなかった。
カツラを取って出てきた直後なんか、まるで風呂上がりみたいだったよ。
真剣に歌っている最中に額から汗がぽたりと落ちる様子とか、メガネの縁にたまった汗をぐいと無造作に拭う仕草とか、すごくセクシーだった。

全部で30分程度だったかな。
超適当なイベントだったしもっと歌ってくれてもよさそうなものだったけど、9月からツアーも始まるし、ここは我慢我慢。

お台場冒険王にも寄りたかったが、19時からのINSPiのチケット先行予約に備えてまっすぐ帰宅。
18時57分自宅着、そのまま宅電と携帯でチケ取りに燃える。
20分後に繋がり、整理番号100番台をゲット。

今になってようやくのんびりしてます。
シートマスクにディープサイエンスをガンガンしみこませてパックしちゃったりとか(超贅沢。男性には判りづらいか)ビール2本も飲んじゃったりとか。

明日は整体に行こう。うん。
9時に目が覚めた。
適当に顔を作り、起きたまんまのTシャツとハーフパンツで郵便局に行った。
駅前のパチンコ屋に吸い寄せられ、プラス7000円。
御機嫌で帰宅、しかし玄関先でおかんに
「どこで誰が見てるか判んないのにそんな格好でフラフラしなさんな!」
と怒鳴られる。
やはり30女のいい加減な格好は世間的にNGらしい。
1時間昼寝。
おやつにヨーグルト。
夕飯までの数時間を書き物に費やす。
集中した甲斐あって、1本ほぼ完成。
ビール1缶、ホッケときんぴらとお味噌汁がとても美味しかった。

ビバ夏休み。
部活の後、大急ぎで秦野へ。
予想以上に遠かった。

そしてチケットは見つからず、当日券で入場。
10列目の松永くん側。
事前に買ってたのよりもいい席だったからいいのっ。

1 新しい朝
しっとりとしたピアノソロから始まり徐々にテンポアップ、ベースとドラムのソロを経由して最後はガツンと盛り上げる。
でも松永くんは、布団の中でもがくフリをしながら
「この曲はですね、朝起きて、んんー…だるい!んん〜って感じで…」
…そうだったんだ。

2 想い出
「朝4時半くらいに目が覚めて眠れなかった思い出という曲」
ひでえタイトルだなと思ってたら、ロビーのプレイリストには「想い出」とあった。
いいかげんだなー(笑)
 
3 Woo!〜Jungle Song
「森の中をゴリラがウホウホ!ウホウホ!って歩いてる曲でね」
って実演しちゃうんだよこの子は…。

4 But And
「熊本に演奏旅行に行った時に作った曲で『ばってん』という曲です。方言で『ばってん』ってあるんですけど、それをタイトルにしました」
表記と意味が微妙にマッチしてるところがかっこいい。

5 Oleo

6 Open Mind

7 Metal Dragon
アルバムとも5月の座間ともかなり違ったアレンジ。
コンバスの弦の下の方を弓でひっかいて、鳴き声みたいな音を出したのにはびっくり。
「がおー!うおー!ってね、僕が作ったすごく強い怪獣」
ってきみが実演するとめちゃくちゃ可愛らしい怪獣にしか思えません…。

8 新曲
「1週間くらい前に出来た曲」
なんだかよくわからなかったけどすごくかっこいい曲。

9 無機質Orange
「僕、食べ物好きなんですけど…アミノ酸!炭水化物!タンパク質!ポリフェノール!いや違うな…えっと…砂糖!違うな…」(←五大栄養素を言いたいらしい)
「…ま、そんな感じで、無機質!なんだかよくわかんないですよね、無機質!家庭科で習う中でひとつだけ漢字で書けないやつ」
書けないんだ(笑)
「無機質…ってなんなんだろう、わかんないなあ。とにかく無機質ってなんなんだ!っていう曲です」
確かに「甘い」とか「身体を作る」とかいったイメージが無い言葉だよね。
その煩悶、やたらぐちゃぐちゃした難解なメロディラインから十分に感じ取れたよ。
でもこの曲、奏法がすごく面白かった。
この曲のベースソロは弦をはじくのではなく弓を使って弾く部分が多いんだけど、その間は低音の支えの刻みが無くなっちゃうわけでしょ。
ところが、それを松永君がやるのね。
おもむろに立ち上がってグランドピアノの譜面台の向こうに手を伸ばし、ピアノの弦をベースみたいにはじくのよ。
やっぱり金属的な音がするんだけど、でもそのアイディアは凄い。
よく考えつくなー。

10 Nya−Nya−Dance
野良猫と偶然目があった松永くん、その視線を外すまいと道ばたで1時間くらい踊り狂ったそうな。
「たらららんたらららんたらららん、ニャーニャー!って感じでね…」
という時に突然入るドラム。
松永くん、ちょっと驚いたみたいだったけど、
「たらららんたらららんたらららん、ニャーニャー!」
と踊りながらピアノの前に座り、そのまま曲へ。
この子ホントに弟にしたい。

11 KOBE

12 Home Work

(アンコール)Melon

コンサート終了後のサイン会にも参加。
アルバムは全部持っているので、「Open Mind」のシングルを購入、それにサインを入れてもらっている間、ちょっと話しかけてみた。

私 「ラグ定食で拝見してから、ちょこちょこ聴きに来させていただいてます」
松永「(驚いたように)おっ!そうですかあ」
私 「今日もすごく楽しかったです。Metal Dragonとか」
松永「ホントに?ありがとうございます!(にこっと笑いながら手を差し出す)」

予想もしていなかった展開にテンパりつつも、差し出された右手をしっかり両手で包み込むようにして握り返す。
彼の掌は意外に大きくてごつごつしていて、今まで私の中では可愛いばかりだった彼に、ふと男っぽさを意識した。
お疲れさまでした、と挨拶してすぐにその場を離れたが、暫く胸がばくばく言っていた。
ついこの間高校を出たばかりの子に本気でときめくどうしようもないわたくし…。

興奮覚めやらぬまま町田へ出て、久々に「さんかつ」で日本酒を飲み、終電で帰宅。
いい一日だった。

大ピンチ。

2004年7月29日
明日聴きに行く「松永貴志 ジャズコンサート」のチケットがどっかに消えた。

どうしていつものチケ置き場に無いんだろう。
そんでもって「絶対この部屋の中にある」と判ってるのにどこをどう掘り返しても出てこないのは何故だ。

明日の朝までに見つけられるかなあ。
ああもう私のばかーー!!


ここを読んでる神奈川県民の人、今すぐ朝倉家まで来てください。
発掘作業と宝探しがあなたを待ってます。
・翼〜つばさ〜
・陽炎
・50センチ2ミリくらい
・キミをおいてけぼりにしたから
・この星の子守唄

ソロコーナー(メンバーのリクエスト)
・悲しみにさよなら(北ちゃん)
・夏の扉・青い珊瑚礁(伸二)
・60minutes man・上海ハニー・愛してる(塚ちゃん)
・パーマン(杉ちゃん・崇文)
・悲しい色やね(大倉くん)

・enya-kora
・MOVE ON
・Dear You
・what’s my life?
・Va Li Ha Li Ha
・ぼくの右手

スピのライブはいつも期待を裏切らないが、今までよりも遥かに出来の良い、そして楽しめるライブだった。
スピメンは完全にファンの嗜好を掴んだと見える。
ソロコーナー、魅せたよあいつらは…。

北ちゃんの玉置っぷりは見事。
普段はニコニコあわあわしてて大型犬みたいなくせに、今日の歌声ときたらフェロモンむんむん。あーびっくりした。

伸二の聖子ちゃんは鼻血ものの可愛いらしさ。
私は聖子ちゃんがすごく好きなので二重に嬉しくて、
♪フレッシュ!フレッシュ!フレッシュ!夏の扉を開けって〜♪
あたりはもうノリノリで同じ振り付けをやってたんだけど、ふと周囲を見てみたら誰もやってなかった。
愕然。これが大台か…。

ベースマン塚ちゃん、DOOWAPが嵌っててすごーくかっこよかったんだが、「上海ハニー」でリードを取るも、他メンバーにラップ部を強奪されセンターに出ることすら妨害され、後ろの方をうろうろするしかない若干猫背気味の長身がありえないくらいダサかった。
その分「愛してる」で挽回。
低音でしっとり歌われると「結婚して!!」とその脚にすがりつきたくなるのは私だけでしょうか。

そして杉ちゃん&崇文。
テクノ有りブラス有りのコーラスワーク、会場をクラブみたいなノリに盛り上げた崇文のボイパテク。
よくぞ「パーマン」をあそこまで格好良く仕上げたもんだ。
そのアレンジ能力はものすごいと思うが、やっぱりあんた基本的にあほだよ杉ちゃん(褒め言葉)。

大倉くんのソロってなんでか気持ちいい。
私だけじゃなくて会場全体が「うっとり」という雰囲気になっていたのが凄い。
ところで「善人で料理好きで歌が上手くて煩くない大阪弁の男」ってめちゃくちゃ美味しいよね。
これで「ベース声」という条件が加われば私的には間違いなく星五つだ。

他にも「50センチ2ミリくらい」でコーラス隊のステップと振りがあまりにも可愛すぎて、客の視線が全部そっちの方に行ってしまい、リードの杉ちゃんが
「俺リードなのに…俺のほう見てんの全然居らんし…」
と拗ねちゃったこととか、「キミをおいてけぼりにしたから」のアレンジとコーラスがジャズっぽくてすごく格好良かったこととか、見どころ・聴きどころが盛り沢山。
初めて聴いた数曲も、タテノリからしっとり歌い上げるものまでいろいろで、アルバムが期待できる。

いいライブだったなー。
補習を終えてすぐに学校を飛び出し、表参道へ。
アウトショップでRAGとINSPiの公式写真を買い、theoryのカフェでまったり。
喫煙席である3階のテラスから通りを眺めつつビールを飲む。
1時間程のんびりしてから、今度は中野へ移動。
中ちゃん(やるせ)&やっさん(元アクシャン)のトークライブに行ってきた。
2時間半笑いっぱなし。
なにより二人がこの場を心から楽しんでいる様子がすごく微笑ましい。
終わった後のここちよい疲労感に、やっぱり舞台が一番だなあとしみじみ思った。

…って私おもいっきり遊んでるじゃん…。
朝も早よから学校に来て成績不振者対象の指名補習に明け暮れているこのわたくしが、すぐそこに座っている指名補習出席者からそんなことを言われた日には、何もかも放り出してとりあえず酒でも飲まなきゃやってらんねえよ的な気分になります。

あんた達が一人残らず用言の活用を覚えきって初めて夏休み突入なんだよ(怒)。
昨日は「夜の顧問会議」(という名の飲み会)で、あんまり楽しかったのでつい調子に乗ってしまった。
生中2杯に日本酒1合、焼酎をロックで5杯。
やはりチャンポンは身体に良くない。
帰宅直後に1回、夜中に2回、朝起きて2回リバース。
かなりへろへろである。

しかし、ポカリ500mlとソルマック、シャワーを浴びて新三共胃腸薬、そして電車に乗る直前の液キャベ、とあらゆる手段を用いて、学校に着くまでになんとか吐き気を撃退した。
吐き気さえ治まれば、あとは気合いでどうにでもなるものだ。
教室に入るなり
「こらーチャイム鳴ったぞ席に着けーーー!!」
と怒鳴った瞬間、そのへんをうろうろしていた生徒達がぎょっとして振り返った。

「先生どうしたのその声!!」

起きてから完全に頭が冴えるまではあまり喋らないタチなのでこの瞬間まで気付かなかったのだが、焼酎5杯と5回のリバースで、私の喉は完全に潰れていたのである。

生徒「風邪?そんな声してるとますます嫁に行けなくなるぜ♪」
 私「やかましいわ」
生徒「言い返せねえでやんの(笑)悔しかったら早く治すんだね〜」

うちの連中はクソガキばかりだが、基本的に性根はいいヤツが揃っている。
なんだかんだ言いながら心配してくれるんだから可愛いよな。

『事の真相を知ったらこいつらきっとものすごく呆れるんだろうなー』

と良心の呵責を感じつつも、病人のフリをして適当に労ってもらいながら1日過ごした二日酔いのわたくしだったとさ。
ホントーにまったく予定が入っていない日というのは一体いつ以来だろうか。
おまけに昨夜から家に誰も居なかったから、誰に気を遣うこともなく、居間に大荷物ひろげてひとりでやりたい放題。

ここ数ヶ月分のビデオの整理とダビングが半分終わったのが嬉しい。
Kさんに頼まれてる「ラグ&ピース」のダビングは、現在放送分まで追いついたぞ。
それからRAGの新曲のPVを録画したくて、いつ出てくるかも判らないViewsicのカウントダウン番組を100位からずーっと眺め続けたり、「エンタの神様」で大笑いしたりもした。

っていうかカンニングの暴挙は「あちゃ〜…」って感じ。
彼らの芸風自体は私はアリだと思うし、普通に面白いとも思う。
ヒロシ、いつここ、波田陽区、青木さやか等、「悲しみ」や「毒」が笑いを導く要素として存在するのだから、カンニングの「怒り」も方法論としては認められるべきだろう。
ただ昨日のあのネタはエンタ向きでは無いし、むしろ最悪と言ってもいい。
脱ぐところまでは許そう。
ただそれ以上はいかん。
舞台の上で汚物を見せられて笑うやつはおらんぞ竹山。
そんでもってADに無理矢理退場させられて暗転?
芸人ならちゃんとオチをつけてから掃けるべきだろうに。
でも、あれはネタでもなんでもなくて、前後の見境がつかないくらいに本気でブチ切れてたような印象を私は受けた。
何か舞台裏であったんじゃないかなあ。
エンタの神様って芸人の扱いがめちゃくちゃ酷いらしいし。
契約や事前の打ち合わせ内容と全く違うことを突然やらされるんだと(この間行った中野のライブでやっさんが言ってたのでマジネタ)。
「台本捨てた」って言ってたのも、やっぱりそういうことなのかなあ。

っていかんいかん。話が逸れた。

…とまあそんな感じで、朝までTVの前に座りこんで酒飲みながらぐうたら時間を過ごして非常に幸せだったってことですわ。

大したことがないように思われるかもしれないが、居間を占拠してテレビのチャンネル権を獲得するということが、私にとっては途方もない贅沢なのである。
朝倉家では親父中心に世界が回っているため、居間のTVでリモコンを手元に置いておくこと、ましてや親父の嫌いなジャンルの番組(音楽、バラエティ)を観るなんていうことは誰であっても許されない。
だからおかんと弟と私は「観たいものは録画しておいて親父が居ない時に観る」という生活を20年以上続けてきた。
親父の虫の居所が悪い時には
「くだらないもん録るな」
ってよくビデオの録画予約を消されたもんだ。
3年くらい前に、私が自室のPCにTVのアンテナケーブルをこっそり接続して以来、このへんの自由は大分きくようになったのだが、WOWOWやViewsicについてはホームターミナルのある居間のTVしか押さえられない。
だから未だに微妙な窮屈さは残っているというわけだ。
私が毎月WOWOWの料金払ってんのに観る権利が無いに等しいって明らかにおかしいよな。はふう。

なんだかとりとめもなくごちゃごちゃ買いてしまった。
久々にじっくり書ける時間がとれたもんだから饒舌(?)になったらしい。
スパークリングセールでゲットしたミュールを今朝おろした。
やばいかなーという予感はあったのだが、案の定、出勤しただけで足の甲にものすごい靴擦れが出来てしまった。
べろーんって皮がむけて赤いグジュグジュが見えちゃってる状態。
痛いよー痛いよー。

応急処置も考えたが、ストッキングを脱ぐのが面倒で、何の手当もしないまま、いつものように上履き代わりのナースサンダル(安くて軽い!)に履き替えて教室に行った。

生徒「(靴擦れに気付き)ちょっとなにそれ!血!!」
 私「あー靴擦れしちゃってさあ」
生徒「なんでそのままにしてんの?!どうせめんどくさがってほっといてるんでしょ!」
 私「う」
生徒「ったく不精者なんだから!見ててキモいから何とかしてよ!!」


こんな遠慮もへったくれもない罵詈雑言とともに、可愛いバンドエイドをくれちゃったりする連中が愛しくてたまらんです。
riaの日記を読んでびっくり。
京極堂シリーズ映画化するんだー。
全然知らなかったよ。

そして記事を読みながら首を傾げる私。
私が小説からイメージしていた人物像と、今回のキャスティングとがあまりにも違ってるんだよなあ。
…ま、完成品を拝む前からごちゃごちゃ言うのは無粋だってもんだし、観ているうちにどうせ慣れるだろうから良いんだけどね。

でもこれだけは言わせて。

私の中では当たり前のように「榎木津=東山紀之」なのよ!!
先行上映に行って参りました。
まずは「展開が慌ただしいなあ」という印象。
あれだけ密度の濃いストーリーを2時間半にまとめなきゃいけないんだから、まあ仕方がないのかな。
でも面白かったです。
っていうか歪んだ見方をするとかなり楽しめる映画だと思ったよ。
とりあえず感想を箇条書き。

○監督が替わり、ハリポタのジャンルもラブコメになりました。
○ブチ切れた後のハリーの「ざまあみろバーカ」って表情が素敵。
○前作から1年、ひょろりと育ったロンは相変わらずのあわあわ顔。最高。
○ハーマイオニーは可愛いねえ。
○ナイスパンチ。
○マルフォイくん、完全に負け犬。
○小説が映像化された時の楽しみのひとつ、ボガート授業。爆笑。ネビルグッジョブ。
○シリウスはもっと美中年だと思ってました。
○でも大人組いい感じ。
○スネイプ先生「夫婦ゲンカか?」って…あんた…。
○原作で思わず悶えた「復讐は蜜の味」、少ない出番の中でしっかり言ってました。
○…ええと…人狼って…あんなのでいいのかな…。
○シリウスのプロポーズをハリーが受け、ハッピーエンド。いやホントに。
○あの場面のBGMはどう考えても小坂明子「あなた」だろう。
 ♪真っ赤な〜バラと〜白いパンジ〜子犬の〜横には〜あなた〜あなた〜
  あなたが〜い〜て欲しい〜♪
○…って旦那自体がでっかい黒犬だから子犬いらねえか。
○4作目の映画、ひょっとして5時間くらい必要なんじゃ…。

映画館を22時半に出て、ファミレスで食事。
その後「マジックアカデミー」に燃える。
上級になったところで我に返り、午前3時に帰宅。
夜遊びとしては非常に健全であった。
3時間目 英語
It rains cats and dogs.は「どしゃぶり」という意味らしい。
これがIt rains dogs and cats.だったら「ぶりどしゃ」になるのかなあ。


いやー笑ったわ。
こういう発想って、オトナにはなかなか出来ないよねえ。
大学だけじゃないのよ。
最近は私立中高でもやるんですよ。

来場者数は去年よりも100人以上増えたことに対し、現入試広報メンバーが「今年初めて入試広報委員になりました」という不慣れな人ばかり。
おかげで私はあちこちに指示を出しつつ自分の分担もこなさなきゃいけないという状況。
かなりあっぷあっぷでした。

夜、N先生が「ねぎらってやる」と馴染みのお寿司屋さんに連れていってくれた。
優しさと美味しさでしばし疲れを忘れた。

明日は下見2コース分を一気に済ませてしまう予定。
頑張らねばっ。

下見。

2004年6月4日
今週いっぱいは試験期間なので、ちょっとは楽が出来る(そりゃ作問とか採点とかはあるけども)と思っていたんだけど、よくよく考えてみたらやっとかなきゃいけないことがいっぱいあって、楽でもなんでもないことに気が付いた。
そんなわけで
「時間がとれる時に手間のかかるものを片付けておかねば!」
と思い立ち、午後から唐突に遠足の下見に行ってきた。

遠足っていうか、総合学習みたいなものなんだけどね。
今流行の「東京下町散歩」ってやつで、中3の生徒を数名単位の小グループに分けてフィールドワークさせるのだ。
学年全体で15コース程度は準備しておく必要があるから、担任がそれぞれ事前に3コースずつ下見をして、コースの内容を学年会議で練りあげなきゃいけない。
今週末くらいまでに回り終えないと日程的に厳しいからねえ。

…で、結局4時間くらい歩き回ってたかなあ。
新橋駅から汐留、浜離宮恩賜庭園、竹芝客船ターミナル、旧芝恩賜庭園、浜松町駅を経て、芝大神宮、増上寺、芝公園、東京タワー、そして神谷町というコース。
このあたりは私の遊びの拠点でお庭みたいなものなんだけど、じっくり見て回ってみたら、今まで気付かなかった面白いものにたくさん気付くことが出来た。
芝大神宮なんて私の定宿(アートホテルズ)のすぐ近くなのに、そんなものがあることすら知らなかった。
ビルとビルの間に唐突に鳥居と本殿(?)だけ立ってるの。
「境内」って呼ばれるようなスペースが無いのが不思議。
それから東京タワー。
約二十年ぶりに昇ったけど、綺麗になったねえ。
ガラスの床も健在で嬉しかった。
でも平日の微妙な時間だからお客が少なくて、係員が私の動向にさりげなく注意を向けている雰囲気がダイレクトに伝わってきて、なんだか妙な感じだった。

めちゃくちゃ疲れたけど面白かった〜。
東京下町散歩、クセになりそう。
会場は中野の住宅街の一角にある小さなスタジオ。
キャパは80人くらいで、小劇場…いや幼稚園のホールというイメージだな。
脱いだ靴をビニールに入れて持って上がり、背もたれのない丸いパイプ椅子に座るってのがなんともはや。

しかしこのトークライブ、すごーく良かった。
中ちゃんとやっさんは元々仲良しで、ずっと前から「二人でライブやりたいね」と言い続けてきたという。
そして実現したライブは、OUT OF ORDERやTV番組でかつて観てきたものと全然違った。
即興コント、一発ギャグ合戦、そしてフリートーク、どれをとっても段違いに面白い。
彼らの話を聞いているうちに、このライブがどうやら事務所を通した「仕事」ではないらしい、ということが判って納得した。
何に規制されることもなく、彼ら自身が「やりたい」と思ったことをのびのびと楽しんでいる状況だったからなんだね。

自由を満喫していたのは彼らだけでなく、我々観客もそう。
なんと写真撮影OKだったのだー!
でも実際はゲラゲラ笑ってて撮影どころじゃなかったんだけど、いろいろな企画の合間を利用して、携帯のカメラで6枚ほど撮ってきた。
おいしいショットいっぱいで幸せー。
もー中ちゃんとやっさんったらホントに仲良しさん。


「2カ月以内にまたやる」って言ってくれたので、次回も必ず行くつもり。
情報収集に励まねば。
1 Dear you
2 通り過ぎた雨のあとで
3 Va li ha li ha

ここでゲスト登場。
スピカフェのゲストは毎回豪華すぎるくらい豪華なのだが、今回はなんと中西圭三!!
思わず色めき立つのは20代後半以上。
スピメンと一緒に3曲だけ歌ってくれたけど、そ、そんな扱いでいいんでしょうか。

4 Choo Choo TRAIN
5 Woman
6 咲桜〜さくら〜

ゲスト退場し、スピメンだけになったところで小休止。
アンケート(お題は「恋のエピソード」)を読みながらフリートーク。

7 伝えられなかったLove Song
8 ありがとう(未収録曲)
9 CICADA’S LOVE STORY
10 わらべうたメドレー

この「わらべうたメドレー」、面白かった!!
だって大倉くんと杉ちゃんが♪み〜かん〜の花が〜♪って手遊びするのよ。
♪つーかちゃんが欲っしいっ♪ ♪剛彦が欲っしいっ♪って花いちもんめだよ。
バスケのボールを使って北ちゃんが真剣に「あんたがたどこさ」をやるのよ。
あああああ。もう可愛すぎるよー。

11 What’s Life?
12 完璧じゃなくていい(未収録曲)
13 I do
14 この星の子守歌


…という感じで、思いっきり癒されてきたわたくしでございますが、それはココロの中身でありまして、身体は完全にボロボロでございます。
うう…脚が…腰が…。
スタンディングを本気で辛く感じている自分に驚いた。

スピメンよ、ファンの年齢層が比較的高いという実情を把握しているのならば、次回からスタンディングを止めてください…。

わくわく。

2004年5月24日
明日はINSPiライブ。
スピメンの歌声をきちんと聴くのは、ものすごく久しぶり。
正確に言うと3月の「OUT OF ORDER」公開収録以来なんだけど、あの時は出番自体ほんのちょろっとだったしね。
その前っていうと…12月のクリスマスライブになるのかなあ。
うわー。そんなに間が空いてたんか。


さー癒されてくるぞー!!
2時間目、中3B組での授業中、井上ひさしの作品を読み進めていたつもりが、いつの間にか脱線しまくって幽霊話になっていた。

H「先生は幽霊って見たことある?」
私「私は一回も無いねえ。大学時代に『見える』っていう友達は居たけどな」
W「えー、そういうのってホントに見えてんのー?」
私「多分ね。だってさ、3階の教室で私と喋ってる最中、突然窓の外に向かって
  頷いたりするんよ。
  『いや、今高校生くらいの男の子がこっち見てたから』とか言って」

ホントかよー、と半信半疑の声が上がる中で、Iという女子がこうコメントした。

「先生、それってシックスナインみたいだね」



そ れ を 言 う な ら 「 シ ッ ク ス ・ セ ン ス 」 じ ゃ 。

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